続き

人が生まれて初めて触れる遊びいないいないばあもまさに行って帰ってくる構造です。目の前から母親が消えることで異界に迷い込んだ
気持ちになり、次の瞬間には母親の顔が現れ現実に帰ってくる。そのときにはすでにその遊びをした子どものなかで何かが変わっている。
それが成長の本質だと思います。
それは僕たちが作っている映画というものの構造そのものでもあって、お客さんは何か夢を見るために、特別な夢のお告げを得るために
映画館に足を運び、変わって帰っていく。行って帰る物語は僕たちの生活そのものなのだと思います。