二人の日々は3年と3日の差でリンクしている

同時に起きた事を別々に起きたと錯覚させるトリック…「お前は誰だ?」「みつは」の問答は同時だった。
三葉が授業中に見たノート「お前は誰だ?」を【ノートA】、三葉in瀧がスマホで日記を書きながら思い浮かべたノート「お前は誰だ?」を【ノートB】とする。
映画では【ノートA】→【ノートB】の順で登場させることで、入れ替わり初日に瀧in三葉がノートに「お前は誰だ?」と書いた→翌日授業中に三葉が自分の目で見た→翌日以降に三葉in瀧が思い出して返事として手に名前を書いた、と時間差があるように観客に錯覚させている。
しかしこれでは初日に三葉の中身はどこで何してたという疑問が残る。 (瀧の周囲の反応から、初日にも入れ替わってたが特に問題が残らなかったという解釈は難しい)
既に見たのを思い出したのではなく、初日に同時に入れ替わっていたとき、瀧in三葉が書いた瞬間に意識が接続し、三葉in瀧は名前を問われたのを感じて手に書いて答えた。
意識の接続がどうとかは、この世界の解説者たるテッシーが語っている。

三葉時間   瀧時間
2013/9/2   2016/9/5  (月)入れ替わり初日。
瀧in三葉がおっぱいを揉んでいるとき、三葉in瀧は股間の物に驚き、
瀧in三葉が頭ボサボサで学校に行っているとき、三葉in瀧は新宿をさまよいカフェに喜び必死にバイトをこなし、
瀧in三葉がノートに「お前は誰だ?」と書きなぐった瞬間、スマホで日記を書いていた三葉in瀧に意識が接続して「みつは」と手に書いて答えた。

2013/9/3   2016/9/6  (火)昨日は変だったと、二人とも周りに言われる。
三葉は違う人の人生のような夢を見た気がするがよく覚えてない。授業中にノートの「お前は誰だ?」を見て訝しむ。
テッシーがムーを読みながら意識の接続がどうとか話す。その時にノートの話題も出かかっていた。

要検証:【ノートA】【ノートB】の映像は同じものか?
【ノートA】は右手にピンクのシャーペンを持っている。
【ノートB】も同じ映像なら、授業中に見た【ノートA】を思い出したという解釈になり、初回の入れ替わりには時間差があったことになり上記仮説が否定される。
しかし【ノートB】が違う映像(例えば右手にマジックペンを持ってるとか)であれば【ノートA】ではなく、瀧in三葉が書いた直後の映像という解釈が可能。
同時に入れ替わっていて意識が接続されたのなら、書かれた瞬間に「名を問われ」、手に書いて「答えた」。この映画は「男が名前を問い、女が答える」物語である。


別の日の事を同日と錯覚させるトリック…三葉が泣いた日と東京に行った日は別の日だった。
デートの日である瀧時間2016/10/3はスマホ画面より確定。リンクしているのは三葉時間2013/9/30。この日に三葉は泣いている。
東京行きの日である三葉時間2013/10/3は妹の言葉や東京の街頭ビジョンより確定。リンクしているのは瀧時間2016/10/6でデートの日ではない。

2013/9/29  2016/10/2 (日)瀧in三葉ご神体で奉納、三葉in瀧デートの約束を取り付ける。
2013/9/30  2016/10/3 (月)三葉泣く、瀧デート。
   〜この間、いつものように入れ替わりを待つ〜
2013/10/3          (木)三葉東京へ行き「お前、誰?」と言われる。

三葉時間の入れ替わりは9月に収まっている。
「誰そ彼と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ」 9月の涙に濡れる私に誰だと問わないでください、恋しいあなたを待っているのに。
東京に行ったのは瀧のデートを覗きに行くためではなく、入れ替わりが途絶えた瀧が恋しくなって会うためかと推察。