「この世界の片隅に」の凄さって、言語化不能な部分に潜んでるんだな
すずさんの健気さ、ほのぼの笑える日常描写、緻密な時代描写、戦争の恐ろしさetc
全て、欠かせない要素なんだが、そういう分かりやすいポイントに気をとられると、本当に物凄いところが見えなくなってしまう
しかし、それは言語化が難しい
あえて言うならば、手触りというか、空気感、質感、重量感のような訳のわからない何かが観終わった時に残っていたはず
そして、それはやたらと後を引いているはず
その、訳のわからない「何か」が実は凄いんだ
この映画の後、マイマイ新子を観て、それが分かってきた
ついでに高畑勲の山田くんやかぐや姫の凄さも理解できるようになった
これは新たな感性を開く映画なのだ