懸案だった主演女優の演技は、冒頭十数分は眉をひそめるテレビ演技だったが、
尻上がりにこなれてくる。物語中盤、納屋の二階での手に汗握る展開では
なかなか唸らせる演技をしてくれてる。最初からこのレベルで演じろよって思ったけど。
それ以降は、たまに55点の演技もやらかすけど、おおむね85点以上をあげられる。
玉音放送のときの言い切りがぐっときた。周りのおばさんたちまでちゃっかり巻き込むなよ。
(ちなみに見終わったあと日本版予告を見てみたが、こっちの演技はやはりひどい。予告差し替えろ)
脇役陣の演技は過不足なく、何も問題はない。義父の演技が個人的に好み。

マイマイ新子と並ぶくらいの傑作、というのが個人的評価だな。90点。
前作より笑いが多かった点は明らかに進歩だ。でもストーリーのバックボーンを
太平洋戦争という既知のイベントに頼っている点では、前作に一歩譲ると思う(欠点とまではいえないが)。
でもなんというか、真情がこもっている。メインキャラだけじゃなく脇役まで魂が吹き込まれてる感じ。
おそらく後二回は映画館にかようだろうな。見ごたえあった!

あとスタッフロールの最後に、クラウドファンディング出資者の名前の一覧が出る。
ゆうきまさみとさべあのまは確認済み。他にも目を疑うような大物が混じっていた気がする。