あの三葉の親父のことを嫌いにはなれないんだよな。
政治家になってからは確かに胡散臭い人間になってしまったのかもしれないが、
妻である二葉のことを一途に純粋に強く愛している人間なんだとも思う。
劇中で描かれてはなかったから詳しくはわからないが、
最終的に三葉の言うことを信じて村民を避難させたのも、
どこかで二葉の存在とかそういうのを感じたからじゃないかと思う。

民俗学者という自分の夢を捨ててまで婿養子になって神主になった。
二葉の為なら自分の目標を捨ててもいいと思った。
二葉が亡くなった後、子供を捨てて出て行くというのは酷い父親かもしれないが、
それだけ妻のことを強く愛していたのだということでもあるんだと思う。
自分の子供より妻を愛するなんてなかなかできることじゃない。

逆に一葉のおばあちゃんはちょっと酷いなと思った。
妻を亡くして落ち込んでるんだからもう少し優しくしてやってもいいだろ、と。
気持ちを汲んでやれよと思ったな。

ノベライズの方ではこの親父と二葉のなれそめ等について書かれているらしいが、
映画の世界観を崩したくないので読まない。
映画のノベライズというのは映画の補完になると言われるが、そういうの嫌いなんだよな・・・
やっぱり映画とノベライズとではやはり別物だと思うんだよ。
なんというかパラレルワールドというか別世界のような印象を受けてしまう。
やるならちゃんと劇中でやってほしいと思う。尺的にいろいろ難しいとかはわかるけど。