前にも書いたけれど、新海監督は立川のトークショーでもこんな感じのことを
言ってたし、やっぱり育ちなのか、たとえ目の前に億単位のカネを積まれても
「狂わない人」なんだなあと思ったものでした。


「(大ヒットして)変わったことは、長いこと会っていなかった昔の知り合いから
連絡が来るようになったこと、時々業界仲間から、『儲かってるんだって?』
と言われること、朝の情報番組に自分の作品が映るので不思議な感覚に
捕われることくらい。あ、6歳の娘が生意気になってきました(笑)。ランキング
番組を見て『ウン、広瀬すずに勝った』とか言ったり、コンビニに行くと『パパ、
ダメだよ、有名人だってバレちゃうよ〜』とか言ってて、まずい、このままでは
ゴーマンな女に育ってしまう、と恐怖して今一生懸命説明しています(笑)。」

「それ以外は本当に何も変わりません。こんなに変わらないものなのかと
安心しています。いただく感想の書き込みなども、量は確かに増えましたけど
言われている内容も、それに熱っぽさも、昔の作品を作っていた時にいただいて
いた反応と本当におんなじです。」

「むかし村上春樹を読んでいて、売れ部数が1万部だった時には自分には
こんなに支持者がいると思えたけれど、部数が100万部になったとたん、
自分はだれにも愛されない存在なんだと思わされるようになった、という
記述があって、自分には縁の無い境地だけどそんなことになるのか…と
思っていたけれど、いま本が100万部、映画が100億なんて言われる所まで
来たけれど、周りの現実は本当に何一つ変わっていなくて、それが嬉しい」


しかし一見大人しいこの人が、創作の上では作画監督の安藤雅司とも戦うw
音楽のRADも監督の印象を聞かれて間髪いれず「頑固!」と言ってましたね。

たぶん作るものは今後もそうブレないでしょう。