結局映画は総合力なんだよね
「風と共に去りぬ」とか「僕の村は戦場だった」や「おとうと」みたいに、
シナリオが弱かったり多少難があったりしても名作とされる映画はいくらでもある
思い出のマーニーなんかも脚本の出来はお粗末だが、傑作とは言えないまでも映画としての完成度は悪くない
美術監督の種田陽平の力で画は非常に美しかったし、米林も要所を盛り上げるセンチな演出はそこそこ上手かったから
しかし今回の映画に、壊滅的なシナリオをカバーできる程の画的な魅力や演出があるとは思えない
アレクサンドル・ペトロフのアートアニメじゃないんだから、背景画が綺麗ならオールオッケーという訳にはいかないだろ