『君の名は。』は、かつての宮崎の『風の谷のナウシカ』(84年)のように、
あるいは庵野の『新世紀エヴァンゲリオン』のように、日本アニメ史の何かを
確実に変えてしまった。しかし、それは何かの継承というよりも、むしろ決定的な「断絶」です。
日本アニメ界の「鬼っ子」新海が作った新作は、
文字通り日本アニメの完全な「鬼っ子的」傑作になりました。
そして、おそらくはこの「鬼っ子」=例外が「オリジン」=起源となる、
新たな日本アニメ史がこれから立ちあがってくるのだろうとぼくは思います。