週刊金融日記 第230号 今年の秋は『君の名は。』オープナーでキマり、他
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52090419.html

>結論から言うと、僕はシン・ゴジラはぜんぜん面白くなかった。これは、日本人が作った、日本人のための、日本の映画である。
>さらに、反核で、やや放射脳という難点もある。一番ウケているポイントは、日本人的な組織(全体主義、非合理的な温情主義、自己犠牲、リーダー不在、現場主義、etc.)が、
>紆余曲折を経ながらも、危機によって自己変革し、最後は日本国のために力を合わせて勝利するみたいな話のところなのだが、
>僕はこういう組織運営が大嫌いで、20歳ぐらいでそこから逃げた人間だ。また、国家が個人や企業の自由を脅かすことを警戒する人間でもあるので、
>やはり国のために登場人物たちが自己犠牲でがんばるみたいな話には、まったく萌えない。
>すでにシンガポールなど海外でも上映されているようで、外国人にはかなり意味不明な映画だったようだ。
>まあ、日本で売れれば、それでいいのだろうが。

>一方で、『君の名は。』のほうは、思いがけず、面白い映画だった。最後のエンドロールでは、誰も席を立とうとしない。こんな映画は久しぶりだ。

>恋愛工学的にこの『君の名は。』を表面的に見るならば、それはいつものアレである。非モテコミット+フレンドシップ戦略のラブストーリーだ。
>それも特別に出来のいいやつだ。また、全国の非モテ男性たちを、さらに非モテにする、「空から美少女が降ってくる」話でもある。それも特別に壮大なやつだ。
>以上の観点から見たら、この『君の名は。』は、推奨すべき映画ではないと思われるかもしれない。
>しかし、僕は、この映画を、恋愛工学を学ぶものが見なければいけない映画リストに加えることにした。それもかなり自信を持って。