余り期待してなかったので、寝てもいいやと安いレイトで観てしまい後悔。
良いアニメでした。ちゃんとした時間に見ればよかった・・・。

よかったところ
・普通におもしろい、普通に感動できる
よくある「謎の文通相手もの」を下敷きに
これまでの新海作品の名シーンを追加した感じで、分かりやすくて感動できた。
特に新海ファンは「あのシーンはあれっぽい」と見つける楽しみ方も出来そう。

・新海誠の映像美
綺麗な背景や焦点移動を多用した遠近演出が気持ちいい。
見終わった後の「美しい新海アニメを観ました!」という満足感がある。

・きれいな伏線回収
特に伝統の本当の意味が暗示されるシーンはとても興奮しました。
映像が美しいから、こういう暗示シーンは本当映える。

・強いメッセージ性がない
あっても「ご縁には理由があるから大切に」程度。
最近お説教アニメが多いので好印象。

わるかったところ
・動画
終盤に行くにつれて作画枚数が減ってカクカクするシーンや人物CGが増え始め、
たまに主人公二人が不自然にCG化するのは見ててちょっと辛かった。

・恋愛要素と記憶喪失
事件が収束に向かっていく途中に入る恋愛要素やそのキーである記憶喪失の描写。
これらが随所に、かつ強引に入るので、その度に話が止まるのが気になった。セカイ系あるあるだけど。
特に、興奮の頂点であるはずの事件解決の瞬間、主人公の記憶喪失が進行してボケてしまっているので、
こっちの解決の喜びとの温度差が凄くて上がったテンションが冷めてしまった、
あと個人的な感情で、せめて事件解決ぐらい全力で喜ばせてあげて欲しかったというのもある。
他にも常軌を逸した行動で最後の必死の入れ替わりが成功した直後のギャグだとか、
話の推進力を削ぐような箇所がいくつかあった。

感想
面白かったし感動できるしミステリ的な楽しさもあって良かったです。
ただ、話の推進力を作り出すのがとても上手いのに、
緩急の付け方が変な箇所があって凄くもったいない気がしました。
あと、挿入歌はどう聞いても・・・。感極まった時の叫びがまんま藤○で少し笑ってしまった。