大今は、これまでの人生で一度も味わったことの無いほどの達成感に包まれていた
七つ集める事でどんな願いでも一つだけ叶えてくれるというトロ門ボール。その最後の一つが見つかったのだ
大今が全てのボールを並べると、玉同士が共鳴するかのように振動を始め、そして宙に浮かび上がった。伝説通りだ

大今は力を込めて叫んだ

「俺は大今だ!!
フカシタヌキでも無ければ、ビルニートでもない!!
トロマンでも、タクヤでも、肛門でも、心太でもない!!
マガジン5神の大今だ!!ウメハラ唯一のライバルのヌキだ!!
トロ門ボール!俺に力を与えろ!伝説が本当だというのなら、それを証明してみせろ!!
俺がもう一度、あのマガジンの頂点に立てるだけの力を、与えてみせろ!!」

大今が叫びを終えると、それに呼応するかのように、トロ門ボールが強烈な閃光を発し、辺り一面が包まれた


気が付くと目が覚めた、そんな朝。大貫は自分のビルの一室にいた
そして部屋を見渡し、ぞっとした。部屋の隅に、チンポを丸出しにした力丸が立っているのだ

「な、なに、なんで願、俺まじで聞きたいんだけど何で、ふふっ、願ったのにな、何で力丸が?何で?」

何故、どうして、もうトロマンにはならないと、格ゲーの神になれると、そう願ったはずなのに
そんな大今を気にしようともせず、力丸は大貫に近づいていく

大今「やめろ!力丸!」

ズンッ!

心太「ポイッ!」

パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!

心太「ポイッ!ポイッ!ポイッ!ポイッ!ポイッ!ポイッ!ポイッ!ポイッ!」

力丸「一瞬で“堕ち”てんじゃねーよ!!」

心太「アイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」


トロ門ボールが叶えるのは、口で発した言葉でも、頭に浮かべた願いでも、心から祈った希望でもない
トロ門ボールが叶えるのは、人が肛門の底から欲する願望。人の無意識の裏に隠された真の欲望なのだ
ココタになりたい。全てを忘れてココタそのものになりたい。大今は深層肛理でそう願っていたのだ
それ以降、心太射精をし続けるだけの生きた肉塊となった大今、いや、ココタが、ペンを握る事も、配信に出る事も、ヤマダと戦う事も、二度と無かった