大今と山田が迎えた劇場の舞台。
実力は拮抗し、遂に両者マッチポイント。

大今が手癖で開幕気功拳を撃つことを読み切り、山田は開幕飛びから真空波動までの最大コンボを叩きこんだ。

大今「コイツ…。やっぱツエーわ…。」

開幕で半分以上の体力を減らされ、大今が諦めかけたその時だった。

??「ちょっと最大貰ったくらいで諦めてんじゃねーよ!馬鹿じゃねーの。不愉快だわ。」

大今「え!?力丸!?」

そんな馬鹿な…。未練を断ち切りプロになるため、確かに肛門で窒息死させたはず…。

??「画面見ろよ!このままじゃ本当に終わりだぞ!」

その声は、大今の肛門から出ていた。
今まで大量の力丸精液を飲み込んできた直腸は半力丸と化し、幽世の力丸との通信を可能にしたのだ。
声は放屁として放出され、梅原がその激臭に顔をしかめた。

肛門「山田の動きがおかしいぞ。いけ!」

大今「アイイイイイイイイイイイイイイイイイイィィィ!」

激臭にむせ返りながらでは大今の怒涛のラッシュを捌き切れるはずもない。
劇場版の優勝は、大今に決まった。

肛門「やったな、大今。」

しかし、大今はEVO優勝という栄冠とは裏腹に、不思議な虚無感に包まれていた。