アイドルの成長物語が若者に共感 アイドルアニメ「ラブライブ!」 巧みなメディア展開 

http://www.sankei.com/entertainments/news/150721/ent1507210005-n1.html

アニメや映画、ゲームなど多様なメディアに展開するアイドル
アニメ「ラブライブ!」の快進撃が続いている。普通の女子高生が
アイドルとして仲間と努力し、夢をかなえる「成長物語」が若者
の共感を集め、劇場版の週末観客動員数は3週連続で1位を記録。
スマートフォン向けゲームやCDの売り上げも好調だ。人気の理由を
探った。(本間英士)

興収20億円突破へ

 「ラブライブ!」は、ヒロインの高坂穂乃果(ほのか)ら9人の
女子高生が、母校「音ノ木坂学院」の廃校を阻止すべく、アイドル
グループ「μ’S(ミューズ)」を結成し、母校を歌やダンスでPR。
先輩メンバーの「卒業」という限られた時間の中で悩み、葛藤しつつも
仲間と困難を乗り越えていく−という物語だ。

 平成22年に雑誌の企画としてスタート。25年のアニメ化で人気
に火が付き、スマホのアプリゲームは今月、国内のユーザー数が
1100万を突破した。今月6〜12日のオリコンシングル
ランキングでは劇場版の挿入歌が2位と5位を記録している。

6月に公開された劇場版も好調を維持している。配給会社の松竹に
よると、土日2日間の観客動員ランキング(興行通信社調べ)で、
3週連続で首位を記録。劇場版限定の特典グッズ効果もあり、
今月12日現在の観客動員数は約115万人、興行収入は約16億
5500万円で、関係者は「20億円の突破はほぼ確実。ジブリや
ファミリー向け以外のアニメでは、驚くべき数字だ」と語る。

キャラの持つ魅力

 人気の鍵は「メディアミックス」の巧みさだ。スマホゲームや