>>734
シベリアのシーンは、当時の階級社会の非道理さに対する宮崎監督なりの表現方法。
インテリ階級の人間である主人公が、ここで初めて社会的問題に遭遇する。

ただし、彼はひととき煩悶はするものの、これをきっかけの社会主義思想にかぶれるところまでいかない。

二郎青年にとっては、社会問題より美しい飛行機作りの夢の方が勝っていたということだろう。

この部分は、東映動画時代に労使間闘争の経験のある宮崎監督とダブらせてみるととても興味深い。