>>305
同感。

先立った菜穂子から「生きて」と言われたから「生きねば」という義務的な生存という意味で、生き残らねばというテーマになってるよね。

最後のシーンはいろいろ思うところがあって、作中ではいろんな説明をカットしてるので、ラストの菜穂子も静かに二郎を見つめるだけの方が、生死の境界を思わせるし、深みが出たのではないかと思う。

また地獄の10年でした…などいろいろ語ってるのに、戦争が終わった今、これからは兵器ではない飛行機を作る。そのために生きねば、という流れがあれば「生きねば」という前向きな映画になったのではないか。
実在の堀越二郎は民間航空機YS-11の設計に携わって、多くの方々の役に立つ飛行機を作ったという実話につながるんだと思うけど。

そうしなかったのは、そういうテーマの映画ではないということで、「生きねば」というキャッチコピーがずれてると思う原因なんだよね。