宮崎駿の今までの作品は「子どもたちに見せたい」という、誰にでもわかりやすいエンターテイメントな作品。
悪く言えばウケ狙いの作品。

風立ちぬは「自分が見たい作品」という、わかる人にしかわからないアートな作品。
悪く言えば自己中なオナニー作品。

アートとオナニーの違いは価値があるかないか。
価値は見る人がそれぞれ決めるからあって内容なもの。
ただ、売り上げとしては数値化される。
売り上げがなければ次の作品は作れない。

だから宮崎駿は最後の作品で勝負に出たんだと思う。

映画のセリフから、ウケ狙いの10年は地獄だった。
それでも「生きねば」と作ったのが「風立ちぬ」という作品だった、と解釈できるかも。