>>103
一理ある。ただ、「生きるに値する」ってのは子供に対する
メッセージで、風立ちぬは基本的に大人目線だからね。
過去の対談で宮崎駿監督が大人向けに映画を作るとしたら
「あんた生きててもしょうがないよ」という作品を作るだろうと、
仮の話として昔に言っていた記憶がある。子供は未来に可能性がある。
だから生きるに値する世界を提示してやる必要がある。
大人は人生において負けに負けを重ねて生きて、もはや将来に
可能性が無い存在だから、大人向けに映画を作ってもしょうがない
てなことだったと思う。「風立ぬ」はかつての監督のそういう
スタンスから一歩進んで、人生の局面で負けに負けを重ねることに
なったとしても、映画に描かれた頃の人たちでも苦しい時代を
一生懸命に頑張って生きたんだから、お前らも頑張って生きろって
ことだろう。