そもそも子供を作るなという批判はあたかも正しい様に聞こえるけど、
それこそエゴだよね。オオカミと人のハーフという明確な障害があるから批判し易いけれど、
世の中には決して軽くない問題を抱えた親子は一定数いるわけで、
その子供も確実に苦労するはず。だからと言ってその親に子供は産むなと言うのも無理な話。
寧ろ花は雨・雪のために最善を尽くす努力をしているだけ良い方だと思う。
そもそも人も動物なんだから女性が平均2人の子供を産むのは自然な事で、
人に理性があるのは問題の回避と言う側面もあるけれど、問題の解決と言う側面も強い。
子供をつくらないと言う選択は、子供を苦労させないとも言えるけどそれと同時に自らの苦労を避ける意味合いも多分にあると思う。
問題を回避することだけが正しい選択ではなく、問題を解決するのも正しい選択だと思う。
最後に一つ、そもそもこのアニメの本質はそこじゃ無いでしょう。個人的な感想だけど、子育てが題材と言うよりは子供の成長とそれに向き合う母親が題材。
二つは似ている様で違う。当たり前な話だけど、もし子供が出来なかったらストーリーが成り立たない。
「子供の成長とそれと向き合う母親」と言う点から考えると、子供が一つの大きな壁を乗り越えてそれぞれの道を進むのに、出来るだけ支えようとする。
思い悩んで見守る。これを、出来るだけ独創的でかつ、物語の王道も取り入れた形でアニメーションの利点を生かした。映像作品としてはよく出来ていると思う。