そりゃまあ、細田作品ではこれまでで最も大きい規模にて、
ジブリと同様に日テレと東宝が夏休み枠という大舞台を与えたんだもの。

ヱヴァ新劇のように配給からして公開時期が繁忙期からズレていたり、
公開館数が絞られていて、規模のわりに稼ごうが決してファミリー向けではない作品とは違う。
(もっとも、日テレはヱヴァ新劇には宣伝協力をしているだけで製作にはついていない)

ハウス食品や東京ガスのタイアップCMは台所や食事のシーンを入れたり、
シネコン併設のイオンでも家族で見てほしい作品として店内でプッシュしたり、
どうみても子連れの母親層にアピールした宣伝やったのにもかかわらず、
細田は「(俺ひとりっこだからわからないけど)きょうだいって喧嘩したら仲直りするの?」と完成後に話すわ、
作中の無駄なエロシーンからして全然家族向けアニメに向いていなかった。

一応、金曜ロードショーでエンドロールはカットした上で、
あとはカットせずに放送したけれど、当然あれらのシーンは流れたわけだから、
信者が「サマーウォーズより視聴率が上がった」と喜ぼうが、
放送を見てもソフトを買おうとする人がそんなに増えなかったあたり、日テレとしては期待外れじゃない?

関係者らが細田に期待してたのは、トトロみたいに2年に一度必ず放送して視聴率が安定して取れたり、
ずっとソフトが売れるような作品だったはず。