2013年のベスト邦画として一流英字新聞の紙面を飾るかぐや姫さん
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K・シェリング
「恐れを知らない迫真性のある感情表現から、ファンタジーへの愉快で颯爽とした飛躍にいたるまで、
まさに高畑勲の真骨頂という趣の映画だ。
私の人生のなかでもっとも悲痛な映画である火垂るの墓を観たときのように
この映画は私を打ちのめした。
これはただの日本文化の表現なのではない。
かぐや姫の悲劇は我々みなが共有するものなのである。」

K・ショージ
「かぐや姫の罪とは地球の生命、つまり月とは異なる生に憧れたことである。
月はまずかぐや姫を心が自由な少女のままにしておき、
自分で物事を決め、生きたいように生きる幸せを与えた。
そしてその後それらをすべて奪い去ったのだ。
このことは最初からそうした幸福に恵まれなかった場合より
かぐや姫に一層の不幸をもたらすのである。」

G・ファツィオ
「表面的には何十年も前に作られたようなとても伝統的な映画に見えるが、
注意深く鑑賞するとピラミッド型の階層社会に対して
牧歌的な価値観を賛美していることがわかる。
昨今ではほとんど見られなくなったとても日本らしい作品だ。
今日生産されている映画の頬をひっぱたくような映画である。」