岡田斗司夫は、魔女タク以降のパヤオ作品を全部駄目だって言ってるんでしょ。
ストーリーがちゃんとしてないからって。でもそれって凄い特殊な見方だよなぁ。
俺はパヤオ作品に関してはストーリーはどうでも良いって思ってるから。
パヤオ作品は映像詩みたいなもんだと思ってる。だから自分にとってハウルの城が
最高傑作。ってか、パヤオ作品に駄作なんて一つもないね。その時々によって
最高傑作が変わるんだよ。そういう次元の作家。で、今回の作品はストーリーが
一応シッカリしてるんだよね。大半の部分は理が適ってる。だから岡田が最高傑作だ
っていうんだろうけど。

ただ、一つ解らないのがラストシーンだけだよ。何で夢の中の菜穂子はあんなに天使の
ようなのか。つまり、何を根拠に堀越の人生や仕事が肯定され承認されたことになるのか。
それが一番の謎。それまでのストーリーは、周りの多くの人々を犠牲にしながら美しい
モノを生み出した薄情な天才芸術家の話として納得できるんだけど、肝心のラストが
わからん。堀越の人生は何によって承認され堀越は何に感謝しているのか?
芸術の女神ミューズに承認されたって話なのだろうか?