>>14
二郎の思想に影響を及ぼすわけではないが、
http://flaneur.web.fc2.com/011.html
この歌なんて、あの場面で謳われるのに非常に意味ありげだと思う。
菜穂子の輝くときは、今この時一度だけ、というのに掛けているのかな。

あと、カストルプが押したお陰で、二郎も菜穂子父にプロポーズを切り出せた、
というのもある。やはり部外者に「二人はすばらしいカップルだ」と言わせて
押してあげないと、二郎からは話を進めにくい。
『魔の山』のキャラクターの名前を借りて、ナチスと日帝の破滅の予言を二郎に
告げる結構重要な役割を与えられているのではないかな。もっとも『魔の山』原作
では、カストルプは思想を植え付けられそうになる立場だけど。

後、『魔の山』で忘れるのは、下界での嫌なこと、つまり世界大戦に向かっていく
であろう世の中の不穏な動きのことだろうね。