裏の本当の解釈がこれ



・次郎は飛行機であれ女性であれきれいなものにしか興味がない人間で、ある種非人間的
次郎は菜穂子に「きれいだ」しか言わない

・次郎が最初に気になったのは女中。学校に荷物が届けられた時に思い浮かべる幻影が女中だった
 菜穂子はそれに気付いていて、森の入口にパラソルとカンバスを置き、誘い込む駆け引きをしている
 その帰りに「女中は嫁いだ」というのも自分に振り向いてもらうため

・次郎が送った菜穂子への手紙には、菜穂子の身を案ずる文は三行だけで、あとはずっと「美しい飛行機作り」の話
 (ちなみに原作漫画には次郎からきた手紙を「仕事の話ばっかり」と捨てる菜穂子の場面がある)

・菜穂子は次郎のきれいなものしか愛さないという性質に気付き、
 サナトリウムから出て自分のきれいな姿だけを見てもらう決心する

・そんな次郎を上司や妹が「エゴだ」と責めている場面がちゃんとある

・この映画は決して美しい恋物語ではなく、創造的人生の持ち時間10年で、仕事を完遂させるには
 犠牲が必要で、女性はそれを諦観の面持で付き合うしかない