アシュラ
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0109見ろ!名無しがゴミのようだ!
2012/10/01(月) 22:15:49.86ID:uUPmywnV今作はカニバリズム表現から逃げずに徹底してダークな色調で描いていたのは良かったです。
それと声優陣もベテランを配していて役にマッチしていてよかった。
欣哉さんも良かった。
原作ネタバレ
しかし、この映画の不満点が三つある…。
まず一番は母親との再会がない。あの再会シーンこそアシュラが法師に言われて来た「人を憎むな、哀れと思え」
という物語のテーマを一番凝縮して、かつ「生まれてこなければよかったのに…」という作中で繰り返されてきた言葉の意味を
読者の中で逆転させる感動させるシーンなのに…。
それと若狭。本来は彦次郎というそこそこ裕福な若者が出て来て、七郎との間で若狭が揺れ動く。
そこで愛など空腹が生み出す獣性の前では何の役に立たない、ということで若狭が何故愛しているのに七郎は
わたしに何もしてくれないのだ、と恨み言をぶつける。
そして映画とは違い、アシュラは空腹の若狭に人間の肉(本当は猪の肉)を差し出すが、それをガツガツと若狭が食べてしまう…。
人殺しを嫌悪していたはずの若狭の取る行動にアシュラは絶望してしまう。
人間の哀れさを描くのならあの若狭までが…という流れにした方がよかった。
そして法師。若狭の件で絶望したアシュラだが、法師は若狭とは逆に捕らえられた際、人肉を食え、そうすれば助かると言われるが
結局食べずに絶命する。これを見てアシュラは涙し仏道へ入る。
法師は物語中でアシュラを導き、人間の哀れさを説き、実際に高潔な生き方をした人物。
若狭や母親、父親や他の人間の悲しみを見てきたアシュラを進ませるにはこの人しかいない筈。
その要素を若狭にぶち込むから安っぽくなる。
まぁそしたら上映時間が2時間半くらいになるが…。
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