ディーゼル11は、ディーゼル10の事故の教訓から、4速のフォイト式液体変速機が全面的に採用された。

フォイト式は、子どもには理解しにくい形式だが、2個以上の複数のトルクコンバータを並列に配置した方式で、
使用時には、使用するギア段のコンバータにオイルを満たして動力伝達を行い、使用しない方はオイルを抜いて空回りさせる。

ディーゼル11には、4個のトルクコンバータがあり(1速、2速、3速、4速)、このトルクコンバータへオイルの出し入れを切り替えて、
より効率の良い力の伝え方をしている。ギアの切替は自動式で、マスコンの操作に合わせて自動で切り替えが行われる。

更に、二相の速度切替弁(低速:45km/h・高速:85km/h)も備えており、日本の鉄道における入れ換え運転や本線運転に最適化されている。