>>621
どうだろうな。

ハルヒにしたって凡人は凡庸に過ごすのが一番幸せって思ってるよ。思ってるからこそ、
キョンに1話でそう言われて「うるさい!」としか言えなかったんだし。

でも納得できないんだハルヒは。キョンも心のどこかでは納得してないからハルヒの生き方に憧れてる。
それでも白けてて主体性が無いのは「凡人は凡庸に過ごすのが一番幸せ」を捨て切れてないから。

ハルヒはハルヒで捨て切れてないんだよ。「凡人は凡庸に過ごすのが一番幸せ」という思いを。
もし捨て切れていればキョンなんて相手にしないよ。ハルヒにとってキョンに言いくるめられるということは
理想に対して敗北することだから。その二人の戦いの中でハルヒは「宇宙人も未来人も居ないけど
楽しい」と思い始めてた。キョンもそれに気づいてる。

6話の最後のキス。キスってのはハルヒの嫌う「普通」の行為。それをキョンにされて幻滅して夢からさめた
ってのもあるかもしれないが、一番大きいのはキョンの「お前も何か気づいてたんじゃないのか?」ってことと
「今までのままでもお前は面白くなっていくんじゃないのか?」ってこと。

この映画でも長門に突きつけたのは「お前も何か気づいてたんじゃないのか?」ってことと
「今までのままでもお前は面白くなっていくんじゃないのか?」ってこと。

理想は現実の中で勝ち取ってこそ意味がある。キョンもそう思ってるよ。