あと、劇伴音楽で印象深いのは、ルパンと銭形がオートジャイロのある塔を駆け上るシーン。
あそこの曲は昔俺が持ってたサントラには入ってなくて気になってたんだけど、
最近知ったけど、サンバ・テンペラードって曲なんだな。
映画では最初のチャカポコいうイントロ部分を使ってないので、
単にアップテンポのアレンジかと思ってたけど、サンバ調の曲だと気づかなかった。

『カリオストロの城』は、上下の演出をしてることで有名だけど、
地下に落ちて一度地獄を見た後、敵味方である銭形とルパンが手を組んで、
悪党に一矢報いる大逆転のシーンにあの曲を選んだセンスが素晴らしい。
明るい曲調で下から上に上っていく高揚感が見事に表現されてる。

サイレン鳴って煙出たときは、時計塔の歯車の上での伯爵との対決のときと同じおどろおどろしい曲をかけておいて、
そのあと、二人が衛士をなぎ倒して包囲網を突破するのと同時に(イントロ抜いたシンセの部分から)サンバの曲がかかって大逆転が始まる。
闇から太陽の下にでると、丁度曲がBメロに入り、視点がクラリスの俯瞰に切り替わって、
ロングの視点で、銭形ルパンコンビが、敵をばったばった倒しながら塔を上っていく。
そんで、焦ったジョドーの視点に切り替わると、曲も低音の吹奏音のパートに入る。
このへんは、曲にあわせてフィルムをつないだんじゃないかってくらいハマってる。