(1) 最初
 他の部活の練習中の音と思われる妙な背景音→華麗にスルー、流石長門
 ラジオからと思われる、あからさまに変な内容の背景音→華麗にスルー、流石長門
だったのに、
(2) 一旦別シーンが挿入された後、
(3) “ユキ”という名のパーソナリティともう一人の相方が繰り広げる変なラジオ番組が
始まり、かなりひどい内容のその番組中で“ユキちゃん”“ユキちゃん”と連呼される
ようになると、
(3) 長門がそれまで一度も上げなかった顔を初めて上げて、ラジオを見る
(4) 別シーン挿入
(5) もう一度部室にシーンが切り替わると、ラジオからの音が止んでいる。つまり“華麗にスルーできなくなった長門”が、ラジオのスイッチを切った

華麗にスルーできていた(2)との違いは、ラジオが“ユキちゃん”と連呼していたかどうか。
すなわち、長門は“ユキちゃん”という言葉に反応し、結構ヒドスな文脈で使われていた
その言葉に耐えられなくなって、ラジオのスイッチを切ったと推定される。

これはただの観測端末でしかないはずの長門に「常に冷静な観測者としてあらねばならない
観測端末としての基本にして絶対な機能、それを超えた行動を取らせる“有希”という
自我が芽生えてしまった“異変”が生じている傍証で、後の《消失》への伏線になっている。

とてつもなく地味な(1)〜(5)の描写全てがあって、初めてこれが表現できるわけ。
もっと安直な描写もできるだろうに、なぜこんな回りくどいことしやがりますか、すげえよアンタたち。
ってこと。

まあ、牽強付会かもしれんけどな。