【細田守】サマーウォーズ 38スレ目【09年夏】
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0652見ろ!名無しがゴミのようだ!
2011/01/23(日) 21:33:59ID:9lVLrttH641です。なんか毎度同じ話で申し訳ないが……
意見の合わない相手を説得するのは誰にとっても大変なことだし、
話の噛み合わない相手は誰でも「バカだろ」と切り捨てたくなる。
でも宗教観や政治信条の違いが殺し合いに発展することもあるわけで、
そこで踏みとどまる力というの本当はとても重要なもののような
気がするのね。健二は一見ひょろひょろのモヤシ君に見えるけど、
実はそういう意味での強さをもつ人間だった。それがこの作品の
ポイントではないか、と。
漁師の主張した弔い合戦は私怨からくる復讐に近いけど、漁師の
後に立った健二はずっと広い観点からその必要性を訴えた。つまり
あの場にいた誰よりも栄の精神に近い発言をしたわけだ。なのに
オバサンはその健二を怒鳴りつけ、提案を一蹴した。普通なら
反発するかさっさと一族を見限ってしまうケースだよね。
でも健二はそのどちらでもなかったから自衛隊や電気屋の中に
「これでいいのか」という疑問が生まれ、それが小さな遊撃隊の
結成につながった。健二は「俺が俺が」という自己主張の強い
人間じゃないけれど、それが逆に他人の心を動かす。言うことは
立派でも自分が犠牲になることは一切しないタイプの人間と違って
健二は自分からあらわしの下に残る損な役回りを引き受けようとした。
だからさすがのバカ警官も隣に座る気分になったわけで、
サマウォはラブマとの戦いではなく人の心を動かす戦いを
描いた作品ではないかと思うわけ。
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