>>755
> それなら、ケンジが落ちてくる衛星を素手で止めようとして潰されるシーンがあってもかまわんな。

構わないと思うよ。危機に際して理性が吹っ飛び、それぐらいのメチャクチャをやるのが人間だ。
そういう人間を描こうとしている作品に、そういうシーンがあるなら、むしろ適切な表現だ。

合理的な行動を描こうとしているわけではないのだよ。人間の行動を描こうとしている。
人間の行動は非合理的なものが多い。それゆえ人間の行動を描けば、それは非合理的なものになる。
おまえの自分の日常的な行動がどれだけ合理的なのかね?

あとから友人に「おまえ、なんであのとき、あんなことしたんだよ」と問われて
すべて理路整然と説明できる行動ばかりなのか?

> そういう考えは一般的でないのだから、それをベースにした意見をいくら書こうが、話が合わないだろう。

世界を救うのがおまえが考える「一般的な行動」だけで出来るのか?
おまえの考える一般的な行動というのは、毒にも薬にもならない人畜無害な人間ってことだろ?
それを否定しているのがこの作品なのだと言ってるだろうに。

祖国のために戦う軍人を賛美した作品に対して、戦争を賛美するのは
けしからんという意見を言ってるのがおまえだ。作品の価値観と自分の価値観が違うことを
表明するのは構わないが、だからといって作品を低く評価するのはおかしい。

作品の評価はその作品のテーマに即して行われるべき。
平和主義を訴える作品は、その作品が以下に平和の大切さを描いているかを評価すべきだし、
戦うことの大切さを説いている作品は、それがいかにきちんと描かれているかで評価すべき。
後者の作品を平和的でないから怪しからん、というのは作品の評価ではない。
単なる好き嫌い(自分の価値観と合うか否か)の話をしているに過ぎない。

> 普通は一般的な考えをベースにして話すため、肯定であれ否定であれ、ある程度「話が合う」わけだ。

上述のように、おまえは作品の出来不出来を語っているつもりで、その実自分の好き嫌いを語っているだけだ。
だから万人が嫌いと言わないようなテーマの作品、つまりジャンプ漫画的な作品しか、良い作品だと思わないわけだよ。

小さな子供と同じだ。幼稚園児や小学校低学年の思考は、自分の「好きなこと=正しいこと」なんだよ。
自分の嫌いなことでも正しいことがあると理解し、自分の個人的な好き嫌いと、
正しいか正しくないかは別だと考えられるのは、小学校高学年にならないと無理。

おまえはまだ小学校低学年の段階だ。

> お前の場合、サマーウォーズの話というより、お前の考え方が一般的でない、という話になっていく。

俺はサマーウォーズが語っているテーマに即して、サマーウォーズの描写を評価しているだけだ。
命の大切さを訴える作品に対しては、また別の語り方になるだろう。

要するにおまえはあくまで自分の価値観でしか作品を評価できないのだよ。
好き嫌いと評価の区別がついてない。そういう人間って多いよね。
自分の価値観と合わない作品だから嫌い。嫌いだから批判する、と。

嫌いというのは別に構わない。しかし作品の出来不出来(完成度)について語るなら、
自分の好き嫌いを持ち込むべきではない。自分の価値観を前提にすべきではない。
作品自体のテーマを前提とすべき。