75+3 :見ろ!名無しがゴミのようだ! [] :2008/07/17(木) 23:51:20 ID:L+bBA6Yw (2/2)
宮崎駿の発言には、裏付けがあった。
宮崎駿と高畑勲は「アニメとは子供の為の物であるべきである」との信念から
幾つもの子供向けアニメを産み出して来たが
二人の劇場用アニメ作品は決して成功して来たとは言い難かった。
映画館に様子を見に行った二人がいつも出くわす光景は
自分達の映画そっちのけで駆け回る子供達の姿だった。
しかし、ドラえもんは違った。
最初の方こそ騒がしい子供達も、
ドラえもんの恐ろし気な状況説明に引き込まれ
しずかちゃんの入浴シーンに照れながら奇声を上げ
パニックに陥るドラえもんに大笑いし
奮闘するのび太達に「頑張れ」と声援を送り
最後の別れのシーンには、劇場中が静まりかえって涙しているのだった。
映画版ドラえもんを必ず見に行く二人は、劇場を出る頃にはすっかり肩を落とし
「凄いな……」
「ああ、凄いな……」
とお互いに確認しあうのが常なのであった。