結局さぁ、「夢から覚める、白ける」ってのが不満なわけだろう?

「俺がやらねば人類は滅びる」という状況でなければ、何もしない。
どっちがガキなんだか。そんな状況がリアルでめったにあるわけないだろう。
つまりリアルの否定だ。現実にありえない空虚な世界に酔いたいわけだ。

それって「俺も巨大ロボットの操縦者なら、世界を救えてモテモテになれるのに」って
事でしかないよね。で、現実には巨大ロボットの操縦者じゃないから、
パッとしない人生で異性にもモテないのはしかたない。せめて空想の世界で
夢を見よう、というわけだ。

この作品はそういう「空想の世界で夢をみる」ための作品じゃないんだよ。
本当のリアル、我々が暮らしている日常生活での生き方をテーマとしている。
「出しゃばるな」「おまえなんかの出る幕じゃない」「お前にできるのか?」
「でしゃばったあげく、この醜態か」そういう世界なのだよ。健二は俺達と同じように
そういう世界で生きているわけ。

まあ甘いシロップをぶち込んで相当マイルドにしてはいるけどね。
あくまで口当たりを良くしているだけで、芯の部分はそういう辛口の物語。

だからそういう現実を連想させる部分がおまえらは嫌なのだろう?