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このグラフが分かりやすいけど、「アリエッティ」は予想外に動員の
伸びが落ちないので驚いてる人が多い。

さんざん語られてるけど、ここ十年以上150億を割ったことのない宮崎
監督作品と、過去一度も80億を超えたことのない他監督作品じゃ基準が
ぜんぜん違う。特に夏休みが終わったあとの伸びが違っていて、誰もが
アリエッティは「ゲド」と同じような急降下カーブを描くものと確信してた。

それがここまではご覧のとおりのしぶといラインを描いてる。
eigaコムなんかも、スタートはよかったけれどすぐに落ちるだろう、という
予測をしていたせいか、公開三週目あたりはコメントでも悲観的な予想が
目立ってた。それが今週、とうとう「宮崎駿監督作品でないにも関わらず
スタジオジブリ作品らしい腰の強い興行を展開、気がつけば興収100億円も
視野に入ってきた。同じ447スクリーンで公開中の『踊る3』を振り切って、
この夏興行の第2位を決定づけている」とまで言うようになった。

まずここまでは事前の予想、公開後の予想を覆す快進撃。子供向けとは
言いづらい内容でよくやったといえるけれど、さてぽんぽこや千と千尋を
支えたジジババ、ハウルを支えたおねー様方が9月以降足を運んでくれるか
どうかはなかなか難しい。(いまだに客層は20〜30代女性が主らしいけど)

そこを乗り越えて週2億近く稼ぎ続けることができれば、100億はほぼ確実。
逆に9月第一週で今の「踊る大走査線」並みに落ちたら、スクリーンや上映
回数をばっさり削られて90億前後でパタッと終わる可能性も。