小人が自立して自分の「巣」を持ち、人間に依存しない生き方を
小人が出来るかというのも、一つのテーマだったよね。

人間が作り出した贅沢を味わった小人は、それ以下の暮らしは望まない。
その家に住んでいる人間以上の暮らしがあるとすれば…
人間に飼われるということで解決(?)できるかもしれない。

安全で贅沢な暮らしを実現するためには、作者の願いとは裏腹に
愛嬌だけが取り柄の愛玩動物になるしかないと原作を読んで思った。

「滅び行く」っていうのはだね。
読んでいる少年、少女に対しての自立への促しだね。
自分で考えて行動して、親離れというのがどういうものか
考えさせるための物語ではないかと思うよ。
向こうは就職したら自立するのが当たり前みたいだし。

今の日本の社会が抱えているような問題あるでしょ。
ひきこもりだとか、ニートとかさ。
ああいうのは家畜だよ、とジブリは言いたかったんじゃない?

ジブリは親離れというメッセージを繰り返していたように思える。
 
ナウシカ…ジル様がトルメキア軍に殺されナウシカが族長になる。

ラピュタ…シータは既にご両親が他界。ラスト周辺、
シータがおばあさんから聞いた?伝承をムスカに語る「ここはお墓です〜…共に生きよう」の部分。

トトロ…おかあさん入院。入院が延び、もしかして死ぬんじゃないか。
めいが病院へ行こうとして迷子。大樹の聖霊トトロがネコバスに助っ人依頼。

魔女の宅急便…13歳になったら一年間修行する。パン屋でホームステイ。

耳をすませば…天沢君、イタリアへ10年くらい修行へ行く。

と、いうわけで思春期の若者がどう現実を直視して、困難に立ち向かうか。
そういう物語が好きだね。
思い出になった記憶の中にアニメと重なる部分を見つけられれば、きっとその作品は自分の物になるよ。

親が宮崎先生みたいな人だったら面白いだろうね。
結婚式のスピーチとかどんなことを言うのだろう…