この映画は、あえて完全に監督の敷いたレールの上に乗っかって何も考えずに、
笑うところで笑う、感動するところで感動する、
そんなふうに本当に馬鹿になって見るのが正解だと思うね。

見終わって、「ああ面白かった、さて食事に行こうか」と食事に行って、
そこで一切映画の話が出ないくらいにその場限りの娯楽にするような映画。
そういう娯楽映画もあるし、それでいいし、そういうのはそういうふうに見ないといけない。

これ見るのに必要なのは、どういうタイプの映画かを感覚的に感じ取って見方を修正する能力。
普通の映画を見るつもりで、思考力や観察力を働かせて、
緻密に現実との繋がりから類推したり解釈したりしちゃあもう負け。
真面目に突っ込んで批判するのは、ものすごーーく頓珍漢で滑稽なことをしてるだけだって。