劇場版「涼宮ハルヒの消失」 Part113
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0629見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/03/30(火) 21:42:17ID:egZ35FZi「すべでの責任はおらにある」
安心するほど平坦な声で、なんだが途方もなぐ久しぶりに聞いた気のする口調だった。
「おらの処分が検討されでいる」
俺は頭をもだげる。
「誰が検討しでるんだ?」
「情報統合思念体」
自分のこどではねえように、長門は淡々と続けでごう語った。
(中略)
礼を言いつづ俺は腹を立てでいだ。長門にじゃねえ。自分にでもねえ。
淡い口調が病室の壁にちっけぐ響いた。
「おらが再び異常動作を起こさねえどいう確証はねえ。おらがこごに存在し続けっ限り、おら内部のエラーも蓄積し続ける。その可能性がある。それはとても危険なこど」
「くそったれど伝えろ」
そうあまし捨てだ俺に対し、長門は無言で首を二ミリだげ傾けだ。パチリと瞬き。
俺は伸ばせるだげ手を伸ばし、細くで白い手を取った。長門は抵抗しねえ。
「お前の親玉に言ってぐれ。お前が消えるなり居なくなるなりしたら、いいが?俺は暴れっと。何としででもお前を取り戻しに行く。俺には何の能もねえが、ハルヒをふったげっこどぐれえはできるんだ」
そのための切り札を俺は持ってる。ただ一言、「俺はジョン・スミスだ」と言ってやるだげでいいんだ。
ああ、そうっぺさ。俺にはヘチマ並みの力しがないっぺさ。しがしハルヒには唐変木な力がある。長門が消えぢまったら一切合切をあいつに明かしですべでを信じさせでやる。
それから長門探しの旅さ出るのだ。長門の親玉が何をしで長門をどごに隠そうが消し去ろうが、ハルヒなら何とかする。俺がさせる。
ついでに古泉と朝比奈さんも巻き込んでやろうじゃねえが。宇宙のどごにいるのがも解らん情報意識体なんぞ知ったごどが。んなもんどうでもいい。
(中略)
俺は長門を強く見据えだ。
「つべごべぬがすならハルヒと一緒に今度こそ世界を作り変えでやる。あの三日間みだぐ、お前はいるが情報統合思念体なんぞへえねえ世界をな。さぞがし失望するだろうぜ。何が観察対象だ。知るが」
言ってるうぢにますます腹が立ってぎだ。
情報統合思念体がどれだげ高度な連中なのがは知らん。きっととてづもなぐ頭のいい存在だが何かだっぺさ。
円周率の小数点下一兆桁まで二秒で暗算できるような、そんな感じの奴らなんだろうさ。おっかなく高等な技だっていぐらでも使えるよな。
だったんな、と俺は言いてえ。
この長門有希にまっとまどもな性格を与えるごどだってできだだろうが。
殺人鬼になる前の朝倉みだぐ、クラスの人気者になるような、明るぐで社交的で休みの日に友達とショッピングモールで買い物しでるような、そういう奴にだってできだだっぺ。
なんだって一人寂しぐ部屋に閉じごもって本だげ読んでそうな、鬱な娘を設定しやがったんだ。
そうでねえど文芸部らしぐねえがらが?ハルヒが目を付けそうにねえがらが?誰の思い込みだそれは。
ふど我を取り戻せば、俺は長門の手を強すぎる力で握りしめでいだようだった。んだげんど、読書好きの有機アンドロイドはその行為に対しでは何も言わねえ。
長門はただ、俺をじっと見つめだまま、ゆっくりとうなつき、
「伝える」
やはり平坦な声で呟いた。
「ありがどう」
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