今回、画面全体の長方形を内面心理に例えた描写が秀逸だったね。


改変後、教室で悲嘆にくれている時とか
右側がぽっかり空いてキョンが左を向きながら極端に左スレスレに寄ってる構図が多い。

一見、一枚絵としての構図のバランスがおかしいのだが
右側は改変ですっかり何もなくなってしまってガランとした心の空間(+空虚な改変後の世界)で、左は塞がった進行方向を表しているだと見ると合点が行く。

その後、おでんのシーンでその隙間(右)にすっと入り込んできたのが改変長門。
自分がキョンの心を埋める存在になることで、進路も右の空間(自分側の世界)に向けようとした。

んで、画面ギリギリで進むべき方向がないはずだった左に現れるのがハルヒ。
そちらに現れることで左の進路が開かれる。

ほいで入部届や改札の描写で右に押し止めようとした長門を振り切る。

ラストでは進むべき道となった左側にミノムシハルヒが現れ、心も進行方向に広がっていく
屋上で右側に現れ、進路の逆から自分が処理される可能性がある事を告げる長門をキョンは左に置き
共に左へ向かうことを約束する。

単に進路として画面の左右を設定することは多いけれど、心の空きやふたつの世界の在り処としての演出も加味されは綺麗だった。