【押井守】スカイ・クロラ【森博嗣】 Part16
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2010/05/14(金) 09:49:18ID:ucqr6YPb俺はこの作品はそうシンプルに見る気にならない。
子供が大人に挑戦して乗り越えるなんて構図はあまりにもありふれて陳腐だし
これまでに描きつくされてて、いまさら押井程の監督がそんなものに取り組むとは思えない。
作品から感じる実際の印象も違う。
第一作品のテーマは時代を映していくものだが、それじゃ昭和の構図だよ。
現代の大人はそんな立派な壁じゃない。
国政は無能な二世政治家、元アスリート、売れない芸能人のたまり場、
学校は手足を縛られた先生とモンスターヘアレンツで混乱し、空き教室とダメ教師だらけ。
世の中にニートや無気力な子供があふれているとすれば、その責任は社会と大人にあるだろう?
少なくとも大人の視点からはそう認識すべきだ。
そしてこの映画もそのように作られている。
乗り越えるべき立派な大人はどこにも描かれていない。
立派であるためには具体的でなければならないし
乗り越えるという行為は現実に向き合うということだからね。
相手が得体のしれない壁であるうちは、挑戦と逃避は同義だよ。
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