【ネタバレ】宇宙戦艦ヤマト復活篇
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・古代進・
古代進の人間的描写については文句なし。上手く感情を伝えられない不器用な男、といった風情は
「男らしさ」「父親らしさ」が余り価値あるものとみなされなくなって久しい現状にあっては
主に30〜40代の、古代同様に「誇りを持て余している」男性諸氏の共感を呼ぶに値するものでしょう。
しかし、戦闘員としてはともかく艦隊司令としての振舞いについては「煮詰めが甘い」と書かざるを得ません。
最低でも「全艦マルチ隊形!」位の台詞は欲しかった所です。
・折原真帆・
本作のヒロインでありキーパーソン、まさに「ヤマトよ永遠に」のサーシャ的存在。
それだけに活躍の場は多かったのですが、「真面目で可愛い天才少女」以上の個性が見られませんでした。
雪やサーシャのように、嫉妬心やいじらしさを見せるシーンが目立てばキャラ立ちしたかもしれません。
サックリ殺されたのは残念と書かざるを得ません。
・古代美雪・
重要なキャラで、感情描写も台詞も割と練りこまれた印象だったのですが如何せん地味過ぎました。
終盤でヤマトに搭乗する事から、続編が出来ればクルーとして活躍する予定なのでしょうが、
ヤマトの悪しき伝統に則って「お涙頂戴」のために殺されない事を、心より願うばかりです。
・旧ヤマトクルー・
真田さんと佐渡さんの台詞が光ります。渋くなった声も賛否両論ですが、役職と年齢を考えれば当然でしょう。
影の薄い島次郎も、決して違和感を感じさせる存在ではありません。ミーくんは何代目なのでしょうか。
しかし、重要なシーンにて古代の脳内に度々響く雪の声については、若干オバサン風味が過ぎた感じです。
序盤における太助の兄貴肌っぷりも、新人とのメリハリが上手く付いており、好ましいものです。
・新クルー・
貨物船ゆきで女房的存在だった副長、結構良い感じだったのですが特攻死させられてしまいました。
副長ではありますが、キャラとしては山崎さん+徳川さん÷2といった感じでしょうか。機関長肌。
第一艦橋クルー新人については(一応)成長や協調性アップが描かれているのですが、
それに対して佐々木パイロットの「キャラは濃いのに影が薄い」点が気になりました。
古代にもフランクに接する「大人のオンナ」という位置付けなのでしょうが、中途半端な印象です。
髪型や妙な言動が目立つ天馬兄弟も、本編を見終えてみると意外に「真面目な子」。
ただし、全体的に新クルーに対する印象が薄いままでエンディングを迎えてしまったのも事実です。
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