山口:このメンバーでONE PIECEのことを語れって言われたら、何十時間でも
喋っていられますからね。以前、アフレコがお昼に終わって「みんなで
ご飯食べに行こうか」って出かけたら、なぜかご飯食べているうちにアルコールが
入ってきて、翌朝4時くらいまで飲んでたことがありましたね。

田中:中井君が途中で「すいません、ちょっと仕事行ってきます」って抜けて、
しばらくしたら戻ってきて、「まだいたんですか?」って言いながらそのまま
輪に加わるっていう感じで、だらだら喋ってましたね。
「仲よしもいい加減にしろ」って言われそう(笑)

大谷:ただの知り合いじゃないし、仕事仲間っていうだけでもないし、
やっぱりファミリーっていう感じになっちゃってるのかな。

岡村:でも兄弟っていうのとはまたちょっと違った感じ。

田中:血のつながりみたいな、何かあってもなあなあで
済ましちゃうっていうのはないからね。

山口:よく船長(田中真弓さんのこと)の家に集まって飲んだり、
花見に行ったり、仲はすごくいいし、雰囲気としては親戚の寄り合いみたいな
感じなんですよ。でも、特に芝居のことになると容赦がなくて、
現場で変な演技をするとすぐ「違うんじゃない」みたいなシビアに
指摘が来るんです。そういうベタベタしてないところがいいですね。

岡村:でも普段は何をしてもいいというのか、お互いに変な気を
遣わなくていいから、一緒にいてすごく楽なんです。

山口:今日の座談会でも、メンバーの中で男って僕一人じゃないですか。
そういうときって変に気を遣っちゃったりするんですけど、
このメンバーに関しては男女とかって全く関係なく喋ってられますからね。

大谷:うっかりしたら、気づかないまま一緒にお風呂に入っちゃっても平気なくらい(笑)

山口:それはちょっと勘弁してください(笑)

(中略)

大谷:個人的な希望を言わせてもらえれば、今回の映画のスタンスみたいに、
1年間という時間制限をつけずに、じっくり映画作りをしていかれるようになったら
ステキですね。2年に一度、3年に一度でもいいから、満を持して送りだすような
スタンスでいけたらいいなと思うんです。じっくり時間をかけて作るからこそ、
「そうきたか!」といい意味で期待を裏切る作品が生み出せるんじゃないかと思う。

山口:そういう作り方をしてファンをお待たせしてしまっても、
誰もが納得してくれる作品であってほしいとも思うしね。

田中:オリンピックみたいに4年に一度とか?

山口:でもあんまり時間をかけすぎると、何本も作らないうちに
僕らのほうが傷んできちゃう(笑)

田中;今でもほとんど腐りかけみたいなものだから(笑)

岡村:そこまで言うことはないじゃないですか(笑)

田中:でも食べ物だって腐る直前が一番おいしいのよ(笑)
今がある意味では一番おいしい演技をお届けできているのかもしれない。