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増子プロデューサーは、「自分は保守的なタイプなので、過去作品のリメイクで
いきたかった」と、記念すべき30本目の『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』
製作のウラ話を披露。
しかし、脚本の真保が「何を言ってるんだ! 新しいものでいこう!」と増子プロ
デューサーを説得し、製作委員会を納得させるシナリオを書いたことでで新しい
海の冒険物語が誕生したのだという。
しかし、出来上がったシナリオを崩してしまったのが、楠葉監督。
「監督はシナリオを無視して、秘密道具をどんどん入れようとするんですよ!
 しずかちゃんのお風呂シーンもカットしようとするし」と真保氏が訴えると、
楠葉監督は「画コンテを描いていると、藤子・F・不ニ雄先生の声が聞こえて
くるんですよね、“変えてもいいよ”って」とニコニコと反論。
真保が「映画はシナリオライターのものではなく、監督のものですからね。
でも、しずかちゃんのお風呂シーンはF先生も好きで入れていたんですから、
そこは映画でも入れてくれないと!」と訴えると、観客から大きな拍手が上がった。