>>90
そんなことはないだろ。
今の世代が観ても、そのクオリティの高さに驚くと思うけどな。
だからリメイクだってされるんだろ。

だいたい完成された脚本に古臭いも何もないよ。
何百年と読み継がれている古典だってある。完成するとはそういうことだよ。

CGなんかで映像技術そのものは上がってるけど、結局25年経ってもAKIRAを越える完成度の作品は出てきてないだろ。
あるというのなら具体的な作品名が挙げられるはずだ。

人間描写としても、鉄雄の思春期の苛立ちと破壊衝動は、何百年後も共感され続けると思うけどな。
女の子はぴんと来ないかもしれないが。

確かにAKIRAは冷戦下の80年代という時代を色濃く反映しているが、「終わりなき日常」と言われる
21世紀以降の時代だからこそ、多くの若者に共感されると思う。

AKIRAはとことん普遍性を追求した作品だよ。
例えば、超能力を「 力 」という抽象的な言葉で表現したのもそうだ。
スタンド能力とかフォースとか、個別的な名称を与えてしまったらどうしても具体化されてしまう。イメージがつく。
ラノベなんかのSFファンは、設定のディテールにこだわったり、すぐオタク的な名称をつけたがるが、
「 力 」と言う言葉を使うことで、そのイメージを固定化させなかった。
細かい設定なども意図的に省略している。

そういう普遍性と抽象性に配慮した部分も、汲み取って欲しい。