>>84
世界観や雰囲気がAKIRAの大きな魅力であることは否定しないけど、脚本もすごくよくできていると思う。
大どんでん返しやトリックやミスリードはないけど、

「鉄雄の鬱屈と劣等感→突然力を得たことによる暴走→目のうえのたんこぶであり、憧れの存在だった金田
との対決→身体のアメーバ化→最後は親友としての金田に助けを求める→助けに行く金田→光を握り締めて
『行っちまった。あの三人もAKIRAも』」

この鉄雄の精神の過程がよく整理して、丁寧に書けている。
アニメ版のAKIRAは子分格、いじめられ子である鉄雄の人間物語なんだ。

AKIRAはスピード感あるふれるジェットコースター的展開だけど、シナリオがすごくよくまとまってるんだよね。
すべての伏線がネオ東京崩壊につながっていく。

世界観、雰囲気、作画、キャラデザ、脚本、すべてが高いレベルに存在する。
まさに文句のつけようのない傑作。
だからこそいまだに日本アニメーションの最高峰と言われてるんでしょ。

このレベルの作品をもう一度作れと言われても、かなりハードルが高い。