熱心な信者が多い作品のようだけど
そういうものこそ客観的視点に欠けて大衆理解にこぎ着けられないんだなと実感した。
手放しの絶賛がいかに信頼性がないかもよくわかった。

自分につまらなかったのはただの嗜好の問題だけど
ウケてる人に面白かったのもただの嗜好ゆえで、
マジョリティになりうる力はこの映画にはない。

自分は高畑作品(全部じゃないが)は時代を経るごとに支持を得ていく超普遍性を備えていると思うので
これと並べて語られることに一言もの申したかった。
ネットをちょっとさらうと二言目には赤毛のアンだの名作劇場だのおもひでだの火垂るの墓だのと頻繁に高畑ワードにぶつかるので。
全然違うじゃん!というのはただの一意見だけど。

雰囲気は好きだよ。美術面ではずば抜けてるよ。
でも物語が薄い。人間が薄い。客観性のない演出が、物語を言葉で綴ろうとするメディア適性のなさが惜しい。

誰も批判してないのは
批判するほどでも…てだけなんでしょね。

子供に楽しめないならこの映画一体誰に向けて作ったんでしょうね。
ノスタルジーに浸りたいちょっと寂しい童女好きな妙齢男性とかですか?