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ラビン・ユー

レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
0001見ろ!名無しがゴミのようだ!2009/07/30(木) 00:10:53ID:Zns8QEcC
お引越し!

まどか「元祖さん、たどり着けたら再開するよ。」
0886見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/06/18(土) 23:58:25.14ID:+K1gnAXO
前もあったよな、二人のまどか。
アメリカへの旅支度してる時。
0887見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/06/26(日) 12:36:41.73ID:wPGChVTD
あと半月待てばよいのか?つづきは。
0888見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/06/28(火) 19:46:39.84ID:C5/utr2q
まどかVSまどかはあの夏のパクリだろ!
0889見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/01(金) 19:49:05.53ID:YNcUZpuH
元祖何か書けよ、過疎ってるじゃねーか。
0890見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/02(土) 12:11:35.14ID:3qC2ONou
作者が来ないとヤツも来ねーよ
0891元祖2011/07/06(水) 22:28:54.05ID:t9AoP3Cw
二人のまどかちゃん・・早く続きが読みたいです〜。
0892見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/17(日) 21:31:08.95ID:2qDKPdSg
1時間後…
恭介と、連絡を受けたあかねが慌ててやって来た。
「ごめんね、呼び出して。」
申し訳なさそうに言うまどかに
「ううん、でも驚いたあ。」
あかねも少し年上の『まどか』にびっくりしている。
「ねえ、これどういうこと?」
まどかはあかねに尋ねた瞬間、
それまで黙って3人を見ていた彼女が
「春日クン!」
「え?」
恭介に詰め寄るといきなり抱きついた。
「春日クン、もう逢えないかと…」
「え?…え?」
びっくりして体をこわばらせる恭介。
「ちょ…ちょっと!何すんのよ!!」
慌てて間に入ると、無理やり二人を引き離した。
「一体、何なの!?」
まどかの口から大声が出てしまった。
0893見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/17(日) 22:01:32.23ID:2qDKPdSg
ソファに2人ずつ向かい合わせに座る4人。
年上のまどかは恭介の傍から離れようとしない。
ソファに向かい合わせに座るまどかは面白くない。
(何であたしがこっちなのよ!)
隣に座るあかねがまどかをなだめている。
「ねえ、どういうことですか?」
年上の自分に言い放つと、じろっと恭介を睨む。
(ひ、ひえ〜…)
たじろぐ恭介。どうしていいのか分からない。
けんか腰になるまどかを一旦落ち着かせようとあかねが提案。
「ね、ねえ、まどか。コーヒー入れようか?」
「お願い。」
ブスっと応える。

「あたし、5年間探してた。あなたのことを想わない日はなかったよ。」
「え?ど、どういうことですか?」
みつめる彼女に恭介はタジタジ。

カチャン!!

カップを受け皿に強く置くまどか。
冷静を装うも、怒りのオーラが恭介に降り注ぐ。
(ひ、ひえ〜…)
彼女は5年分の想いから、感情が先に立って言動を抑えられない。
「あなたが居なくなって…私は初めて目が覚めて…追いかけたのに
  どこにも手掛かりがなくって…どうしていいのか…どうしたらいいのか…」
思わず恭介の手を握った。
(な、何を!!)
慌てて立ち上がろうとするまどかをあかねは一生懸命に制する。
0894元祖2011/07/17(日) 22:06:12.13ID:QkHfkG9V
作品様〜、期待して待ってました♪
なんだか面白そうな展開にワクワク!
0895見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/17(日) 22:07:28.61ID:2qDKPdSg
年上のまどかはとても美しかった。
でも、どことなく薄幸な雰囲気。
そんな彼女に見とれている恭介が我慢ならない。
「ねえ、どうして年上のあたしがここに居るのよ?!」
まどかはちょっと怒り口調であかねに訊いた。
(まあ、まあ…)
あかねはちょっと考えて
「ねえ、まどか…『まどかさん』の持ち物何か持ってこなかった?」
「え?」
不意を突かれてちょっと考える。
(…!!そうだ!)
まどかは恭介に睨みを利かせると、慌てて2階に上がった。
机の引き出しを開けると、そこにはレシートとカードが2枚あった。
まどかは持って下りてくると申し訳なさそうにテーブルの上に置いた。
「あっ!それ、あたしの!返してよ!」
取り上げると年上のまどかは5歳年下のまどかを睨んだ。
「ごめんなさい。」
「それだあ…まどかがあっちの『まどかさん』の物持ってきちゃったから…」
「あ!こ、これ…」
レシートを眺めていた恭介が印刷されている西暦に気付いた。
「今から5年後だ!」
0896見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/17(日) 22:16:39.73ID:2qDKPdSg
それまで大人しく聞いていた彼女が口を開いた。
「ねえ、一体どうなってるの?何であなた達あたしの家に居るの?」
「それは逆で…ここはあなたの世界じゃなくって…」
説明しようとするも、あかねも混乱してきた。
全く自分たちと関わりの無い世界に『飛ばした』はずなのに
彼女は恭介を知っている。
その世界でも二人は出会っていた。
そして…

逆にあかねが訊ねてみる。
「ごめんなさい、まどかさん。あなたこそ、どうしてここに居るんですか?」
「え?…そう言えば…」
さっきまでハワイに居たはず。
気付いたら、自分の出身校の校庭に居た。
何が何だかわからないままフラフラと『自宅』へ来てみたことを話した。
0897見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/17(日) 22:26:12.54ID:e4sRZT+F
今度はひかるじゃなくって自分にヤキモチ妬いてるw
どこまで強欲まんだか
0898見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/17(日) 22:33:04.31ID:2qDKPdSg
「あかね…どうすんだよ?明日じいちゃんに…」
彼女が話に加わる。
「おじいちゃんって、春日クンの?」
「え?あ、知ってるんですか?」
「ええ。でも、5年前からみんな行く方が分からなくって…」
「じゃあ、5年前の俺たちはどこに行ったんだよ?」
3人があかねを見つめる。
「ああ、んもう!さっぱりわかんない!!」
(…あ〜、また怒られるよ…)
頭を抱え込んでしまった。
「と、取り敢えず…今日はもう遅いし…。」
「お願い、春日クン。もう、どこにも行かないで!」
年上のまどかが恭介の手を取るのを見て、まどかが詰め寄った。
「んもう!いい加減にしてよ!!」
恭介は二人のまどかに挟まれ弱り果てている。

結局、続きは翌日ということで、あかねと恭介は一旦帰ることにした。
一方、まどかは自分の分身と夜を共にすることとなった。
0899元祖2011/07/17(日) 22:34:16.26ID:QkHfkG9V
仕方ないんじゃないんですか?
だって、恋愛とは無縁の荒んだ世界で不良して
突っ張ってたんだから。

反動ですよ。
気持ちを抑えられないって以前書いてあったでしょ?
0900見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/17(日) 22:39:39.49ID:5QyA42Ig
は…お前にレスする気しねえ。
0901見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/18(月) 02:41:19.04ID:29WNVcQf
「シャワー借りていいかしら?」
「どうぞ。あたしのパジャマ置いておきますから。」
そう言うと、さっさと2階に上がって行った。
まどかは面白くない。
相手は『自分』なのに、ヤキモチをやいてしまう。

(何よ、『春日クン、春日クン』って。
  あいつもデレデレしちゃって…。)

シャワーを済ませ、彼女が上がって来た。
「いいわよ。」
(…)
濡れた髪の彼女を見て、いつもの自分を見るようで声を失った。
そして、余計に拒絶してしまう。
自分のパジャマを着た彼女を受け入れられないでいる。
まどかは何も返事をせず下に降りるとシャワーを浴び始めた。
シャーー…
頭から浴びながら、滴るしずくをじっと眺めている。

(5歳年上のあたしが春日クンと出会えてないって…)

シャワーを済ますと、缶ビールを2缶持って上がって来た。
「どうぞ。」
彼女に差し出すと、自分は勝手に開けて飲み出した。
0902見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/18(月) 02:44:14.90ID:29WNVcQf
「ねえ、タバコ…あるかなあ?」
ギクッとするまどか。
「あ、あたし、止めたから…」
「…やっぱり、春日クン?」
(ふんっ!)
「そうなんだ…うらやましい。」
悲しそうな声にビールを飲む手が止まる。
ビールを口から離し、ちらりと彼女を見ると
5歳年上の自分が微笑んで自分を見ている。
でも、その瞳は涙で輝いていて…
そんな姿を見ると、
(もしあの時春日クンに逢えなかったらあたしも…)
落ち着きを取り戻したまどかは彼女の『5年間』を知りたくなった。
「あの…もし良かったら…春日クンと会えなくなった後…」
「聞きたい?」
「ええ…。」
そして…
話を聞いている内に、まどかはショックで何も言えなくなった。
0903見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/18(月) 02:47:05.70ID:29WNVcQf
彼女の話は、なんと新幹線にはねられたところまで一緒だった。
そして、その後恭介たちは彼女の前から姿を消し、
周りの人たちも春日家の存在を忘れてしまったと言う。
その世界で、恭介の存在を唯一覚えている彼女は
随分辛い思いをした様子。
高校を卒業してからは、少しでも彼の意に沿うようK大に学籍を置き
最初の3年間は方々を尋ね歩いた。
能力を持つ者の存在を聞くや、すぐに駆けつけるものの
全ては似非能力者であり、その都度失望させられた。

そんな折、恭介を想って奏でたメロディーが早川の耳に留まり
彼の手で勝手に編曲がなされ、恋愛ドラマの主題歌として大ヒットした。
しかし、まどかは自分の想いが安っぽく編曲されたことに我慢がならなかった。
何より

(そんなんじゃない!あたしの気持ちは…誰にも解るもんか!)

自分だけの『深い想い』が一般化されたことが許せなかった。
こともあろうに、早川がまどかの存在をチラつかせたために、
大衆紙の取材は日を追ってまどかを追い詰めた。
辟易とした彼女は単身ハワイに身をひそめていたところであった。
0904見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/18(月) 02:49:33.78ID:29WNVcQf
そこは、『あの日』を期待して何度も訪れた場所なのに…
恭介との出会いは叶わなかった。
最近では、反って悲しさが増すため遠ざかっていた。
それが、こんな形で逢おうとは…

この5年間、彼女がどんなに辛かったか、
そして、どんなに彼のことを想い続けたかを想像すると、
悲しみに共感すると共に、そんな彼女の姿が誇り高いものに思え
…自然と言葉になって表れた。

「逢えて良かった…。」

まどかは彼女の気持ちを思いやった。
もし自分が恭介に逢えなかったら、どんなに不幸になる事かと
わが身のことのように思う気持ちから、自然と労わりの言葉が出た。
0905見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/18(月) 02:52:58.97ID:29WNVcQf
さっきまで愛想が無かったまどかが心を開いてくれたのを感じ
「有難う。」
彼女はやさしく微笑んだ。
まどかは心底5歳年上の自分を不憫に思い涙を浮かべた。
(あの一瞬でも切なかったのに、5年間も耐えてたなんて…)

「お姉ちゃんの部屋が空いてるから…使って下さい。」
「有難う。」
そう言うと、彼女は飲みかけのビールを持って立ちあがった。
「あの…」
「何?」
振り向いた彼女の姿に見とれてしまう。

(彼女のことをもっと知りたい。
ひかるはどうなってるのか
自分の家族は…)

「いえ、『自分の家』だから、好きに使って貰えたら…」
彼女は気使いする年下の自分にニッコリほほ笑んで
「アリガト。」
そう言い残して部屋を出た。
0906見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/18(月) 19:42:47.38ID:IFrT8JEQ
話が複雑だが、今のところ何とか付いて行ってる。何度も読まないと解らんね。
0907見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/20(水) 16:25:44.16ID:zna83Cs1
おい!早くコメ書けよ!お前好みの展開だろー?
0908見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/20(水) 21:13:22.01ID:7rca0FYL
900こえてんだけど、パート中つくる暇人いる?
0909見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/20(水) 21:53:34.91ID:TK3JQO2f
いるわけない!
0910元祖2011/07/20(水) 22:06:36.59ID:q1gaUJbz
あたしが作りま〜す。どーぞご心配なく!
作者様〜、まどか「さん」を何とかしてあげて下さい!

って、もう考えてますよね?
絶対円満解決希望!
0911見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/20(水) 22:50:28.83ID:7rca0FYL
作るほどストーリーネタはあるのか余計な心配をしてみる。
0912見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/25(月) 20:51:27.89ID:kQnnUZb8
これは「あの夏」の逆バージョンってだけで、つまりパクリだ。
0913見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/31(日) 21:26:52.60ID:pObk7aMt
5年後のまどかは姉の部屋に入ると見渡す。
(全然変わって無いんだけどなあ…)
でも、飾ってあるオーディオを触ってFMを聴くと
やはり番組は曲もDJの話も5年前を思わせる構成。
にわかに信じがたいけれど、春日家が何らかの能力を持つ一家である、
そこまでは解っている。
その後5年間行く方が解らなかった彼が幼い姿で現れ
そして、明らかに年下と思える自分を見たら
否が応でも信じざるを得ない。
自分の家と思って帰宅したものの、カレンダーも5年前だし
やはり自分の方が別の世界に迷い込んだのは間違いなさそう。
そして、そこでは万事上手く事が運んでいる。
『引っ越し』したはずの彼らが戻ってきている。
(どうしよう…やっと春日クンに会えたのに…彼は『彼女』のものだし…)
恭介の元気な姿を見てホッとした。
出来ることなら、もっと彼に触れていたい。
しかし、それは叶わずこのまま元の世界に戻らねばならないのなら、
生きて行くには辛すぎる。
0914見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/31(日) 21:41:23.18ID:pObk7aMt
彼女はベッドに座るとポケットから写真を取り出し眺め出した。
(あたしの写真は全部春日クン居なくなっちゃったのに…)
まどかの部屋から1枚失敬してきた写真を感慨深く見ている。
(あたしはこの世界に居られないのかしら?
  どうせ戻っても春日クン居ないし
    時々貸してもらうのってのは…やっぱり駄目よねえ。)
残りのビールを流し込むとそのままベッドに横になる。
目が覚めたら元に戻っているかも知れない。
それでも、恭介に出逢え、触れることが出来た。
この感じは5年ぶり。
(夢なら…覚めないで…)
そのまま深い眠りへと誘われていった。

翌朝
まどかは起き出すと、姉の部屋をそっと覗いた。
シーツとパジャマが畳んである。
「今度は…夢じゃなかったか。」
そ〜っとリビングに降りようとすると
(…いい匂い。お味噌汁?)
覗き込むようにキッチンへやって来たまどかを見て
「おはよう。」
「…おはようございます。」
「ごめんね、あなたのお家なんだけど…どうしても白いご飯食べたくって。」
(そうか、ハワイに居たんだよね。)
「もし良かったら、一緒に朝ご飯食べない?」
「あ、はい。」
0915見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/31(日) 21:53:18.32ID:pObk7aMt
まどかは顔を洗うと着替えてきた。
ちらっと覗くと、年上の自分が朝餉の支度をしている。
彼女の容姿やその仕草は、それが自分の将来の姿と思うと
気恥ずかしくなる程に女らしく美しい。
5年間抱き続けてきた悲しみがどことなく陰りを帯びて
それが得も言われぬ雰囲気を醸し出している。
そんな彼女にぼんやりと見とれてしまいながら
(なんか、変な感じ…)
年上の彼女の余裕ある態度に、女として負けている気がする。
(でも、5年経ったら、あたしもこうなれるのよねえ?)
気を取り直してテーブルに着く。
彼女は
「これくらいでいい?」
そう聞きながらご飯をよそうと、黙ってお味噌汁を注いだ。
「頂きます。」
「どうぞ。」
(な〜んか、調子狂うな〜…)
彼女はエプロンを外すと
「よいしょっと。さ〜て、私も食べようかな。」
手を合わせるとご飯を口にする。そしてお味噌汁に口をつけると
「あ〜、やっぱりうちのお味噌だわ。美味しい。」
しみじみと味わっている。
0916元祖2011/07/31(日) 22:08:17.04ID:y9pAyW7x
作者様〜、サプライズです〜♪
まだ二週間しか経ってませんのに。

5歳年上のまどかさん、スッゴク素敵!
まどかさんと一緒に朝ごはん食べたいなあ。
0917見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/31(日) 22:08:17.51ID:pObk7aMt
(あたしの味だ、これ。やっぱりあたしなのよねえ…)
まどかもしみじみと味わっている。
「美味しい?」
「ええ、とっても。」
まどかに少し笑顔が出た。
食事が済むと、彼女が片付け始める。
慌てて手伝おうとするのを制して
「あなた、学校でしょ?ここはいいから。着替えてらっしゃい。」
「はあ…」
(やっぱり調子狂う。)
まどかは制服に着替えると、かばんを持って降りてきた。
「あの…誰かに見られたら…」
「そうね。…あかねちゃんのサングラス貸してくれる?
あなた達が帰ってくるまで街をブラブラしてるわ。
 『5年前』のね。」
そう言うとちょっと笑った。

「これ…好きに使って下さい。」
まどかはそう言うとサングラスと一緒に『自分の』カードも渡した。
「じゃ…行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
笑顔で自分に見送られ歩き出す。
(ホント、調子狂うなあ…)
何気なく振り返ると、彼女はまだ見送っている。
まどかは胸元でちょっと手を振ると、もう振り返ることをせずに早足で歩いた。
0918見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/31(日) 22:16:07.83ID:pObk7aMt
近くまで恭介が迎えに来ていた。
「おはよう、鮎川。」
「あ、おはよう、春日クン。」
「まどかさん…家に居るの?」
(ふんっ!)
途端にまどかの表情がよそよそしくなる。
ちょっとスネた口調で
「そんなに気になるのかしら?」
「なんだよ〜、違うよ。あかねも俺も学校あるからさ、取り敢えず
  今日の夕方じいちゃん達に来てもらうことにしたんだよ。
   だから…夕方には鮎川家に居て貰わないと話が出来ないしね。」
まどかは気を取り直して
「ね、ねえ、彼女元の世界に戻るの?」
「だってこっちの世界の人じゃないし…やっぱりじいちゃん達の力を」
「駄目よ!」
「え?な、なんで?」
昨日散々ヤキモチを妬いてた彼女の口から思わぬ言葉が…
「とにかく…このまま帰しちゃ…駄目なんだから!」
そう言うと、さっさと歩き出した。
(今年で4年目になるけど…相変わらずわかんねーや…)
恭介も後を追うように歩き出した。
0919見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/31(日) 22:23:42.40ID:zpG6r+68
ハワイでも作ってたし、この作者は味噌汁に飢えてんのか?
おふくろの味ってやつ。
0920見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/07/31(日) 22:27:16.69ID:pObk7aMt
5年後のまどかは5年前のアバカブの前に来ていた。
窓越しに店内を覗くと、まだ営業前で誰もいない。
(全然変わってないや…ここで働かせて貰うってのは…
  やっぱりまずいよね?)
ウインドウ越しにぶつぶつ独り言を呟いている。
(奪っちゃおうか?)
ちょっと悪戯心が湧くけれど
窓に映る自分の姿に焦点を合わせ
(若さには勝てないか…それにあたしと同じ目に合わせる訳には…)
「は〜…」
考えがまとまらないままその場を離れ歩き出した。
(他人のそら似ってことにすれば
…やっぱり、『向こうの』ママ達心配するだろうし…
   …でも、帰ったら春日クン居ないんでしょ?)
そう思うと
「やっぱり帰りたくない!」
口にした途端、すれ違うタクシーに視線が行った。
(え?やだ!ママ達…)
5年前の両親が険しい表情で乗っている。
まどかは慌ててサングラスをかけ他所を向くと
タクシーを振り返ることなく足早にその場を去った。
「危なかったあ〜。」
繁華街に出ると、5年後にはもう閉店となるカフェに入った。
0921元祖2011/07/31(日) 22:31:20.32ID:y9pAyW7x
あたしもお味噌汁頂きたくなってきました〜。
インスタントで我慢し〜よ〜っと。
0922見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/01(月) 01:04:50.95ID:CqnGkDRa
店内の人目から離れた場所に座るとアイスティーを頼む。

(今のあたしなら予知能力持ってることになるのかしら?
  もしそうなら、事故や事件なんて全部防げるんだけど…)

運ばれてきたアイスティーを飲みながらふと見ると
サラリーマンが開く新聞記事の一面に載る大事件が目に入った。

(あんな事件知らないわ…
あたしの辿って来た時間と、『今』流れてる時間って…)
「やっぱり違うのよねえ…」

呟くとぼんやりと考える。
(ところでママ達何しに来たのかしら?)

その頃鮎川邸では
両親は帰宅するとすぐにまどかの部屋に入った。
いつもは娘のプライバシーを尊重して遠慮していたが…
「パパ、匂わない?」
「君も吸ってるんだから怒れないだろ?」
「何言ってるの!高校生よ、まどかは。」
(君も高校からだったじゃない…)
荒れるママを前に口を慎むパパであった。
0923見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/01(月) 01:07:53.37ID:CqnGkDRa
今回の『事故』にはさすがの両親も怒っていた。
「んもう、恥ずかしいったらありゃしない!
  今度という今度は許しません!多分凄い請求額来るわよ、JRさんから。」
「困ったもんだな、まどかには。やっと裁判が始まったばかりなのに…」
「あの子、カウンセリング受けさせなきゃ。
  ボストンの先生のところに連れて行きましょう、ね?」
「ん〜、まあとにかくまどかとじっくり話してから…」
「あなたはまどかのことになると甘いんだから!
  今回は問答無用ですよ。絶対許しません。いいですこと?」
「今回は…仕方ないか。」
パパは『娘と彼』が仲良く映る写真を眺めながら
その写真が醸し出すやわらかい雰囲気と娘が起こす騒動が
あまりにもかけ離れていることに戸惑っていた。

その頃学校では
まどかはもう一人の自分のことを考えないように授業に取り組んでいた。
そんな彼女の姿をチラチラ見ながら
(鮎川…何ともない訳ないのになあ?)
当事者のまどかがドライに切り替えているのが気になってしょうがない。
0924見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/01(月) 01:12:31.58ID:CqnGkDRa
昼休み
まどかは売店でサンドイッチを買ってきて一人で教室で食べている。
恭介は相変わらず小松達に絡まれながら学食に行ってしまった。
学食ではひかるとくるみ、まなみが一緒に笑いながらカレーを食べている。
恭介に気付いてひかるは少し笑顔で会釈した。
恭介もちょっと笑顔で応えるが、すぐに小松達と人の波に飲まれていった。

放課後
「待ってよー。」
まどかの後ろから恭介が駆け寄る。
彼女はいつもの澄ました顔で彼をたしなめる。
「春日クン、授業中キョロキョロしちゃ駄目よ。」
「え?う、うん。」
(ちぇ、知ってたのか…)
「学校は学校で集中しようよ。」
「何ともないの?」
「今考えてもどうにもならないでしょ?」
「それはそうだけど…朝言ってた『帰しちゃ駄目』ってどういうこと?」
「そのこと?う〜ん…今はうまく言えないけど…いろいろあるんだよ。」
「解んないけど…」
「とにかく帰ってからだね。家来るんでしょ?」
「あ、オレ一回家に帰ってじいちゃん連れて来る。
あかねは学校からそのままそっちに行くと思う。」
「そう…じゃ、待ってるね。」
0925見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/01(月) 21:09:01.76ID:sQXwfKIN
味噌汁飲みたい。
0926見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/01(月) 22:10:31.28ID:idel1CEY
おれインスタントしか知らね。
母ちゃんは出汁パック使ってたし…。
おすすめのインスタントってある?
0927元祖2011/08/01(月) 22:38:12.99ID:DHlXGmK/
ちょっとお値段高めですけどフリーズドライで京白味噌のお味噌汁がありますよ〜♪
あたしもダシパックです。
コピペしたからちょっと前に戻って読み返してみよ〜っと♪
0928見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/01(月) 22:45:38.76ID:sQXwfKIN
オレは煮干しで出汁取ったやつが飲みてーんだよ!
0929元祖2011/08/01(月) 22:54:50.70ID:DHlXGmK/
そういえばまどかちゃん「いりこダシ」派でしたよね。
今度トライしてみよ!
0930見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/02(火) 19:50:59.42ID:kKIDgkyD
残り少ないんだから無駄に使うなよ。
0931見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/07(日) 23:36:20.49ID:VqCwhsiF
なんて上から目線・・・
0932見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/15(月) 00:09:04.91ID:LY7QOkZ+
半月か・・・まだ続きは先のよう
0933見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/21(日) 20:20:52.46ID:WXD7Wd4X
帰宅するまどか。
(まどかさん帰ってきてるかなあ?あれ?)
玄関の靴を見て驚く。
(やだ!ママ達帰ってきてるの?)
「ただいま。」
「あら、お帰り。ねえ、ちょっと話があるからこっちにいらっしゃい。」
口調と表情から明らかに怒っていると解る。
(なんかやばいなあ…)
まどかは制服姿のまま2階に上がらずそのままリビングに行くと
パパがソファに座っていた。
隣にママも座ると抑え気味に
「ちょっとそこに座りなさい。」
(何かしら?)
「まどか、一体どういうこと?駅で列車にぶつかったって聞いたけど。
警察からも連絡有ったし…一体何があったの?ニュースにもなったそうじゃ…」
「あ、あれは、慌てたはずみで…」
「なんで学校抜けだして駅に行くの?あなたここ最近おかしいわよ!」
「うん…いろいろ有るんだ。あれはホント慌てたはずみで…」
「もうね、あなた一人じゃ心配だから、今度という今度はアメリカに来てもらいます!」
「そんなあ…大丈夫よ、もう。ホントに大丈夫だから。」
「あなたタバコも始めたんでしょ?お酒も飲んでるみたいだし。」
0934見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/21(日) 20:41:52.26ID:WXD7Wd4X
思い出したくない過去をあげつらわれている様な気がして
げんなりするまどか。
何を言っても誰も信じてくれないし…言えることじゃないし…
自分が我慢すればいいことと思っていたけれど…
甘かった。

「着替えてくる!」
まどかは急に立ち上がるとその場から逃げた。
「ちょっと、待ちなさい!まどか!」
ママが声を荒げるけれど、まどかは自分の部屋に入ると鍵をかけた。
ママが追いかけようとするのをパパが押し止めた。
「ねえ、ちょっと落ち着いて。ね?ママ。」
「だって…あの子…」
反抗的なのはいつものこと。
でも、今回はママもちょっとキレ気味。
「今追い詰めてもまどかのことだから余計反抗するって。」
パパは昔タバコの匂いをさせて遅くに帰ったまどかの頬を
叩いたことがあった。
まどかは凄い形相で睨み返すと父親を突き飛ばして自分の部屋に籠城した。
次の日、2階の窓から抜け出し、1週間家に戻って来なかった。
そして、公園で不良たちと大立ち回りをして怪我を負い
病院に運ばれたと警察から知らされた。
0935見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/21(日) 20:54:28.71ID:WXD7Wd4X
両親にうんと甘えたい年頃を歳の離れた姉と二人で過ごすことが多く
それ故、何かにつけ口うるさく言う親に
(自分達は好き勝手なことしてるくせ!)
反抗心から段々と道を逸れて行った。

「反抗って、もうそんな歳じゃないでしょ?
  社会にご迷惑をおかけしてるのよ?ハワイで少しは懲りたとばかり…」
「何か言えない事情があるんじゃないかな?」
「なんでそうなるんですか!!」
「ああ見えても、あの子はちゃんと反省してるって!」
「してないからあんな態度とるんじゃないですか!!」

ドアの内側では
(ヤバいなあ…喧嘩が始まったよ。)
まどかは反抗して部屋に入ったのではなく、どうしようもなく
取り敢えずその場から逃げるしかなかっただけで…
(とにかく春日クンに電話しなくっちゃ…
  あ!そうだ、『彼女』を見られたらまずいよ…どうしよう?)
0936見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/21(日) 21:13:21.81ID:WXD7Wd4X
トントントントン…
階段を上がってくる音がする。
ドンドン!
「まどか!出てらっしゃい!まさかまた窓から逃げたりしないでしょうね?」
(んもう、そんなことしないよ!)
「ごめんなさい。今は一人にしといて。」
「とにかく出てらっしゃい!」
「お願い!凄く…すごく反省してるから。本当に反省してるから…」
「反省だけじゃ済まないこともあるでしょう?」
「今は…今は言えない。言えないの!」
「また春日さんと関係あるの?」

いきなりドアが開いた。

まどかは顔を赤くし涙目になっている。
「ママ…違う!!彼は関係ない。信じて…信じてよ!!」
ママはあまりにも純情な娘の姿に思わずまどかを抱きしめた。
「ごめんなさい。言い過ぎたわ。」
そう言うとまどかを離し、目を見つめて諭すように
「そうね、私もあなたもちょっと落ち着こうかしら…ね?
  お部屋に戻って落ち着いたら一緒に夕ご飯食べましょ?いいわね?」
「うん…ごめんなさい。」
0937見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/21(日) 21:37:26.22ID:WXD7Wd4X
まどかは部屋に戻った。
(どうしよう…ママ達にウソはつきたくないし…でも言えないよ。)
急いで子機を取ると電話を掛ける。
「はい、春日」
「春日クン?ヤバイよ。ママ達が戻ってきちゃった!」
「え?ど、どうしよう?まどかさんは?」
「出掛けたまま。もうすぐ戻ってくるかな?」
「分かった!取り敢えずそっちに行くから。」
「うん。まどかさんを止めて!」
電話を切ると落ち着かない気分で彼女が戻って来ないか窓から外を見ていた。
(あっ!)
向こうから彼女が戻って来た。
見ていると様子が変。
恐る恐る、周りを気にしながら近づいている。

彼女は彼女で家の様子を窺っていた。

(ママ達帰ってるのかしら?)

ふと見上げると窓のところで一生懸命バツ印をしているまどに気がついた。
(え?…やっぱりママ達来てるの?)
さらに近付く彼女にまどかは慌ててメモした紙飛行機を投げてよこす。
(…?)
ぴょんと跳ねてナイスキャッチ!
それを広げると
『ママ達が帰って来てます。春日クンには電話してるから
  春日クン家に行って下さい。お願いします!』
と書かれていた。
0938見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/21(日) 21:46:29.84ID:5eptcJhB
ナイスキャッチ!!
0939元祖2011/08/21(日) 22:33:01.08ID:kyUBJZRo
きゃ〜〜♪アップされてる〜!
お友ファミレスなうだから、帰ってからゆっくり読みま〜す。
それにしても愚痴を聴くのは疲れるにゃあ。
まあ、たまにはカウンセリングしてあげるか。
0940見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/22(月) 11:27:26.81ID:SD4ibNbN
父親にビンタされたって・・・相当やんちゃやなあ。
ところで今回はアップ少ないが?
0941見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/26(金) 13:09:10.87ID:RHXSo6Hn
この程度でひんかいアップしてくれた方がいい!
0942見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/26(金) 17:46:52.77ID:tuumaZJT
隔週連載希望。
0943見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/27(土) 12:17:52.43ID:CAAjz/XG
以前はあふれ出る妄想が、今では何とか続けようと無理している様子。
今では駄作がさらにいっそう駄作に陥っている状態。
続けるのであればもう少し練ってからアップした方がいいと思うのだが。
0944見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/29(月) 23:00:51.56ID:kYCEtPp/
妄想KOR1巻1章(その日がくるまで)←パクリ
妄想KOR1巻2章(二人の絆)←パクリ
妄想KOR1巻3章(繋がる想い)
妄想KOR2巻1章(届くセカイ)←仮
とTXTベースでまとめている私がいるのですが^^;
0945見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/30(火) 16:40:33.91ID:UzzASBBn
>>944
普通コミックもアニメもタイトルがあるよなあ。
ここはダラダラ続くから、こっちもダラダラ読むしかない。
妄想KOR1巻第3章がどこからどこまでで、2巻1章がどこら辺か教えてくれ。
0946見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/31(水) 20:44:18.28ID:Ck4MIyLT
>>945
妄想KOR1巻1章 (テキストのサイズ:86.4 KB)
最初から2008/12/09の以下の書き込みまで
「そして、この日を境に3人の関係は「その日」が来るまで微妙なバランスを
保って推移していくことになる。 」

妄想KOR1巻2章 (テキストのサイズ:192 KB)
2009/09/13の以下の書き込みまで
「(帰ったら決着を着けることになるのかな…) 」

妄想KOR1巻3章 (テキストのサイズ:281 KB)
2011/05/05の以下の書き込みまで
「そんな二人の姿を夕陽が照らしていた。」

妄想KOR2巻1章 (テキストのサイズ:33.8 KB)←途中
2011/06/11の以下の書き込みから開始
「トントン。慌てて離れる二人。」
そして現在に致るって感じです。

ちなみに1巻ではなく1部の方が正確みたいです。
1部が完了( >>845 )とあるので1部と2部の境目は明確だと認識しています。
2部1章のサブタイトルは仮というより単なる願望ですが・・・

下げ進行なのに上げてしまい申し訳ありませんorz
0947見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/08/31(水) 22:10:58.76ID:Rj0x8WeA
おみそれしました。
0948元祖2011/08/31(水) 23:40:31.25ID:2pQz05Fd
>946さん
お名前を特定するような無粋なことはしませんけど・・
>947様?
同じくです!!
>945さん
そう言いながら、ちゃんと目を通してらっしゃるのですから
あっちで、やなこと書かないで下さいな、ドクターさん!
0949見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/01(木) 15:55:29.92ID:z+1emEaT
すげえ!テキストサイズまで書いてある!
オレは(届くセカイ)のセカイの意味を知りたい。
それがこの妄想の展開を示唆するだろうから。
レスぺーは以前展開を予想して当ててたもんな。
君はレスぺーではないとのことだから、今日から君のこと
「先輩」と呼ばせてもらおう。

>元祖
わーったから・・・・お前しつこいよ!反応し過ぎ!
0950元祖2011/09/01(木) 22:40:08.51ID:Y+lihjyr
拝啓944さん。

先輩って字を見るとひかるちゃんを思い出し、ちょっと切なくなりますが・・

このセカイって、どこまで広がって行くのか、楽しみですよね〜♪
0951見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/02(金) 19:25:16.20ID:karV7SXb
先輩って^^;
私が一番後輩だと思うのですが・・・

自由な発想で妄想して頂きたいのでそれを縛るようなことをしてすいません><
皆さんと一緒でこの妄想の続きを心待ちにしています^^

あの時恭介に5年間も会えなかったまどかさんを妄想するだけで
(恐らく関係者全員に半狂乱してるとしか映らない状態だったと思う)
泣けてしまうぐらい感情移入してしまってます。
0952見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/02(金) 21:04:14.30ID:PIbBXOcq
未来と現在がシンクロしてる点は「あの夏」だが、未来から現在にまどかが
やってくるってところが上手くパクってる。さらには、その未来のまどかが、
あれ以来恭介と別れたまま5年過ぎてるっていうところが面白くもあるがーー
ふつう若い女が5年も元彼を想い続けるかは甚だ疑問。
0953元祖2011/09/02(金) 22:14:28.22ID:7Mhv5ApL
>951さん
そうですよね。まどかさん、一人ぼっちになったような気持ちだったと思います。
特に授業中にいきなり記憶が戻ってからのまどかちゃん
慌て様が凄かったですもん。
>952さん
パクリであろうが、似てようが、どちらでもヨロシイかと。
それに、別れ方が酷かっただけに
いつまでも心残りだったのでは?
0954見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/02(金) 22:15:35.06ID:PIbBXOcq
もっと言えば、何で恭介みたいなのに惹かれるのかが不明
0955元祖2011/09/02(金) 22:31:18.51ID:7Mhv5ApL
まどかちゃんだからです。
0956見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/02(金) 23:05:08.60ID:PoWTsok1
モテないくんのもーそーだからにきまってる。
0957見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/02(金) 23:47:34.16ID:PIbBXOcq
じゃあ、めぞんはどうなる?作者は女だぞい?
0958見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/03(土) 12:12:18.78ID:Nj3ChDB0
おそらく少年の心を待ってんだろう。結婚してたっけ?
0959見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/12(月) 05:27:29.84ID:6rNGVsVo
(やっぱりママ達戻ってるのかあ…どうしよう?)
見上げると心配そうにしているまどかの姿が。
彼女はOKサインをしてみせるとウインクをした。
「心配無いよ。」
小声で呟くとくるりと踵を返し、元来た道へ戻って行った。

「まどか〜、そろそろ出てらっしゃい。」
「…はい。」
まどかは窓を閉めると居間に降りた。

5年後のまどかは一路恭介の元へと向かった。
「あゆ…鮎川『さん』。」
恭介達が心配して迎えに来ていた。
「『鮎川さん』って…春日クンからそう言われるの初めてなんだけど。」
彼女はクスッと笑った。
そんな彼女をまなみとくるみが驚いて見ている。
「まどかさん…綺麗。」
「アリガト。そうね、『まどかさん』でいいわ。いいでしょ?『恭介クン』。」
「え?あ、はい。」
ちょっと赤くなる恭介。
まどかが聞いたら絶対怒る会話であった。
0960見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/12(月) 05:29:18.82ID:6rNGVsVo
恭介達は彼女を家に案内した。
まどかは玄関の表札を眺め、当時を思い出している。
(辛かったなあ…)
そんな彼女を不思議そうに見ながら
「どうぞ、上がって下さい。」
「あ、はい。」
リビングに上がるとじいちゃんとあかねが待っていた。
まどかは部屋の中をぐるりと見渡し、『あの日』のことを思い出していた。
「ほう!まどかちゃん大人になったのう!」
じいちゃんはしげしげとまどかの胸を眺めていた。
「お、おじいちゃん!!」
まなみとくるみが突っ込む。
「あ〜スマンスマン。ところでまどかちゃん、大体のことは
このあかねから聞いておるぞ。」
じいちゃんはちらっとあかねを睨む。
「えへへへ…」
ポリポリと頭をかいて笑ってごまかす。
「あたし…なぜあたしは春日クンと会えなかったんですか?
  5年前のあたしは春日クンと会えてるのに…」
「それはじゃなあ、時というものはその瞬間瞬間で
無数に分かれて行くんじゃよ。その無数の内のひとつから
 あんたを連れてきてしまったんじゃよ。」
「じゃあ、会えたまどかさんの他に会えなかったまどかさんもいっぱいいるの?」
まなみが不思議そうに尋ねる。
0961見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/12(月) 05:36:48.62ID:6rNGVsVo
「そうじゃ。」
「じゃあ、あたしは5年前の春日クンに逢えたけど…逢えないままの自分も?」
「仕方ないことじゃよ。それこそ、最初から逢えなかったまどかちゃんもおるし。」
「そんなあ…」
「こうやって、未来からやって来て逢えたまどかちゃんもいる訳でのう。」
一同黙ってしまった。
「ま、取り敢えず、元の世界に戻る訳じゃが」
「嫌です!」
(じゃろうなあ…)
「じいちゃん、まどかさんは俺の居ない世界で暮らすことになるの?」
「うむ…」
「あたし…このままこの世界に居たい。
春日クンは…春日クンは『彼女』のものだけど…
でも春日クンが居ない世界に戻るのなんて耐えられない!」
思わずあかねが
「じいちゃん、何とかしてあげてよ!」
(元はと言えばお前が…)
「ん?あ、えへへへ」
また睨まれた。
「ねえ、何とかなんないの?」
「恭介、お前二人と付き合ったたら良かろう?うわははは!‥‥うん?」
今度はじいちゃんがみんなから睨まれていた。
0962見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/12(月) 05:42:54.63ID:6rNGVsVo
「う〜ん…そうじゃのう…手がない訳でもないが…」
「ええ?方法があるの?」
一同が一斉にじいちゃんの傍に集まった。
「恐らく、まどかちゃんと逢えないまま寂しく過ごしている恭介が
  どこかに居るはずじゃよ。まどかちゃんと同じようにな。」
「ということは、探して二人を逢わせてあげたら…」
「じゃがな、二人が一緒に居たいのなら、どっちかがどっちかの世界に
  行く訳じゃから…元居た世界からは消えることになるんじゃよ。」
一同黙ってしまう。
まどかが口を開いた。
「あたし、それでもいい。」
「ご両親が悲しむじゃろ?」
「それでも…」
「そうだ、『寂しいお兄ちゃん』がまどかさんの世界に行けばいいよ。」
姉妹が口を揃えた。
「ええ?」
「そうだよ。お前が居なくなっても誰も何とも思わないし。」
平然と言ってのけるにあかねにのけ反る恭介。
「だって、まどかちゃんに逢えないお前は…可哀想だよ。」
しんみりと言うあかねに賛同して
「そうよ、二人を逢わせてあげようよ!」
妹達はノリノリになっている。
「で、どうすればいいの?」
0963見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/12(月) 05:51:04.32ID:6rNGVsVo
「まずは5年後の逢えていない恭介を探さないとな。」
「どうやるの?」
「恭介、あかねと手をつなげ。」
「ええ〜!!」「おえぇ〜!!」
二人は顔をそむけた。
「こりゃ!さっさとしろ。」

「お願い!」
まどかが真剣な眼差しで懇願する。
「しょうがないか…」
二人は言われた通り両手を合わせ、目を閉じる。
「あかねは恭介を感じながら探してみろ。」
「おえぇ〜!!」
あかねは慌てて恭介から離れると、両腕の鳥肌をさすっている。
(う〜〜さっぶ〜〜!!)
「お前ふざけてないでちゃんとやれよ!」
恭介が怒るのを制して懇願するまどか。
「お願い、あかねちゃん。お願いだから…」
「しょうがない。恭介、始めるよ!」
「あ、ああ…」

ポォ〜ン!

不思議な音がした途端、二人は虹色の球体に飲みこまれた。
0964見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/12(月) 11:45:29.12ID:a46pgoSa
またプチアップか。それも朝っぱらから。
レスぺへのrespectか?
0965元祖2011/09/12(月) 22:42:16.15ID:XJGiQ/MW
あかねちゃん、まどかさんのためにも頑張って!
0966見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/12(月) 23:25:08.58ID:Z6SwBOfB

う〜〜さっぶ〜〜!!
0967見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/15(木) 21:33:22.71ID:L3bEpAso
ここをROMってる方ってかなり辛抱強い方が多いのでしょうね・・・
何か言いたくてもガマンしていると言う意味でね^^;
0968見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/15(木) 21:41:13.78ID:L3bEpAso
あ・・・そっかぁ^^;
ツンデレなのですね。。。分かります^^
0969元祖2011/09/15(木) 23:58:43.81ID:AOEscKpr
先輩さん?こんばんは。
何か言いたい事がある訳ではないんですが
とりあえず辛抱強くはなりました。
だって、三年間この調子なんですもん。
いえ、間隔はどんどん長くなってます。

でも、続きが読めるから楽しみに待ってます〜♪
0970エウメニデス2011/09/16(金) 21:25:55.41ID:ATJYPa/t
先輩は止めてください^^;

誤解がないように言いますと妄想にチャチャを入れるような発言に
寛容なので辛抱強いと言った訳です。

でもチャチャを入れるにも読んでないと入れようがない訳だから・・・
って事ですよね^^
0971見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/18(日) 00:03:30.69ID:pRBN7Zg0
反対から読むと

スデニメウエ → 既に目上

やっぱ、先輩だわな。
0972見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/19(月) 01:15:33.48ID:6J9MkCkn
その頃鮎川邸では
夕食は出前の特上握り寿司。
別盛りでつきだしや刺し盛りなども並んでいる。
でも、まどかは豪勢な食卓を前にして心ここに在らず。
(『まどかさん』大丈夫かなあ?いや、あいつの方が心配だよ!)
恭介のニヤケた顔を思い出すと、ちょっと腹立たしくなる。
「まどか?返事をしなさい。」
「え?あ、ご、ごめんなさい。」
「落ち着いたかい?」
パパが優しく尋ねる。
「うん。あたし反抗なんかしてないよ。子供じゃないし。」
「じゃあ、今回の騒動について話してくれるかい?」
「美味しそう!いただきま〜す!」
はぐらかそうとするまどかにパパとママは顔を見合わせる。
「もう、その手は通用しないわよ。」
「だってえ、説明しようがないんだもん。」
「タバコもお酒も凄いんじゃないの?」
「ママだってそうだったんでしょ?」
「…ママは新幹線とお相撲とったりしなかったわ。
  どれだけ賠償額請求されるかしら?ねえ、パパ。」
0973見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/19(月) 01:16:43.44ID:6J9MkCkn
「まあ、お金より学校や関係者の皆さんにご迷惑かけたしなあ。」
「マスコミの方はお姉ちゃんの旦那さんが抑えてくれたみたいだけど」
「うわ〜、さ〜すがエリート官僚。」
「ふざけてないでちゃんと答えなさい!」
ピシッと決められた。
(…話さないと納得する訳ないよね。)
おちゃらけは通用しないとため息をついて観念し
そっとお箸を置くとポツリポツリと語り出した。

『いろんなこと』があって自分を見失っていた。
でも・・・いよいよ春日家が引っ越す当日になって
自分の『本当の気持ち』を思い出した。
授業そっちのけで急いで駅に向かい、そのままホームへと駆け上がったまでは
『何となく』覚えているのだけれど…
気が動転していたせいか、列車が入ってくるのに気付かなかったと。

「詳しくは言えないけど…本当に『いろんなこと』があって…
  今はすっごく恥ずかしい、自分のことが。」
「それで?」
「うん…もう一度やり直したいって思ってる。」
「まどか…ママ達はその『いろんなこと』を聞きたいんだけど。」
「ごめんなさい、今は…今は言えない。」
「あなたが『悪い子』になるのは春日さんのせい?」
「誤解しないで!!彼は全然悪くないよ!あたしが勝手に…」
いきなり大声を出した。
0974見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/19(月) 01:17:57.52ID:6J9MkCkn
ママとパパはじっと娘の顔を見つめる。
彼女も視線を逸らさない。
さすがのママも、これ以上追い詰めてもいい結果にならないと諦め顔。
ちょっと溜息をつくと
「いつまでいい子でいてくれるのかしら?」
「もう迷惑はかけない。」
「また夜出歩いたり、タバコ吸ったりするんじゃないかしら?」
「しないよ!さすがに勉強しないとまずいでしょう?来年受験なんだから。」
(んまっ!)
ママは呆れて次の言葉が出てこない。
「ねえ、あなたも食べてばっかりいないでちゃんと言って下さいな!」
二人の言い合いを傍観しながらお寿司を頬張っていたパパは、
いきなりムチャ振りをされ、喉を詰まらせそうになりながら
「ん?んんん…やっぱ…りだな…んん…旨いなあ…」
下手な言い逃れが精一杯。
「んもう、ちゃんとお口の中のモノ食べてからにして頂戴!」
八つ当たりされて
(はあ〜…)
燃え盛るママを鎮火出来ずに溜息をつくパパだった。
0975見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/19(月) 01:18:39.07ID:6J9MkCkn
パパはお茶を一口含んだ後、穏やかな表情で尋ねてみた。
「なあ、まどか。おまえは恭介くんのことが好きなのかい?」
いきなり核心を突かれた。
でも、反って『いきなり』だからこそ素直になれる。
「…うん。」
まどかは気持ちを整理するようお茶を一口飲むと
(もう、隠せないよ。)

「大袈裟かもしれないけど…
『一番大切な…』
…だ、だから…」

純情な気持ちを吐露する娘にパパはちょっと戸惑いながら
「彼の一体どこがそんなに好きなんだい?」
「そ、そんなこと言われても…」
(優柔不断だし、いい加減だけど、でも…なんでだろ?)
0976見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/19(月) 01:19:23.76ID:6J9MkCkn
まどかは伏し目がちにお茶をすする。
そんなうぶな娘を前に、ややため息交じりで
「まどかはホントは凄くいい子だと思うよ。でも、時々理性を失うのがなあ?」
「うん…どうしようもないよ。」
(春日クンのことになったら…)
そう言うと「ごちそうさま」と言って片付け始めた。
洗い物をしながらぶつぶつと独り言を呟いている。

(あたしだって…自分がこんな風になるなんて思いもしなかった。
  恥ずかしいけど…今は気持ちを抑えられないくらい…『好き』なの。)

片付けが終わると2階に上がって行った。

両親は刺し盛りをつまみに冷酒を飲みだした。
「カウンセリングの件はもういいだろ?ね、ママ。」
「まどかったら‥‥本当に恋に落ちちゃったのね。
  お姉ちゃんは普通にお付き合いして結婚したのにね。」
「今のまどかには余裕がないと言うか…よっぽど好きなんだね。」
ちらりとママの表情を伺う
「…キミにもそんな頃ってあったっけ?」
ママはムッとして
「ま、嫌だわ〜!お忘れになったんですか?」
プイッとそっぽを向くと冷酒をあおろうとするもんだからパパが慌てて
「お、覚えてるよ!あの頃のキミときたら…」
何とか取りなすパパを横眼で白々と見ながら…クスッと笑うと
グラスをコースターに置いた。
「一度春日さんをご招待してちょっとお話を伺ってみようかしら?」
ママ、気が早い!
0977見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/19(月) 17:00:36.81ID:2L+/AWaM
いつのまにかうpされてる
0978見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/19(月) 20:28:06.31ID:8o8hbpF6
今どき「うp」って…ぷっ
0979エウメニデス2011/09/19(月) 21:05:53.55ID:KscFQOr0
「スデニメウエ」・・・気が付かなかった^^;
流石に目の付けドコロが違いますね^^
0980元祖2011/09/19(月) 22:29:37.64ID:mESHDumP
まどかちゃんのママ、スッゴク素敵です。
パパもママも、まどかちゃんのこととても愛してるんでしょうね。
まどかちゃん、たまにはご両親の肩でも揉んで差し上げて下さいな♪
0981見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/19(月) 23:11:46.74ID:2L+/AWaM
>夕食は出前の特上握り寿司。
>別盛りでつきだしや刺し盛りなども並んでいる。

それを出前って、どんだけ金持ちなん!
0982見ろ!名無しがゴミのようだ!2011/09/20(火) 11:57:17.00ID:qPyxZxja
まどかさんはどうなったんだよ?
0983エウメニデス2011/09/20(火) 23:43:55.54ID:rH4PWwdN
そんな事より別スレ立てないと^^;
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。