ラビン・ユー
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0001見ろ!名無しがゴミのようだ!
2009/07/30(木) 00:10:53ID:Zns8QEcCまどか「元祖さん、たどり着けたら再開するよ。」
0429見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/07/24(土) 23:19:54ID:2Chf9lKZ0430見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/07/28(水) 14:39:52ID:wK38hgv5解除と同時に大量アップするのはおサルの仕業。
0431見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/07/31(土) 12:20:52ID:yxeuhBB8気になってしゃ〜ないやん!
0432見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/03(火) 16:49:00ID:goOMjNTY0433見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/05(木) 08:35:20ID:ZgitCKJQ0434元祖
2010/08/14(土) 15:58:59ID:czmI9naLそれとも・・
あたしは信じて待ってます!
0435見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/15(日) 05:57:30ID:6cVaHSMNそれなりに暇が潰れるって。
それと、不用意に上げないように!
0436元祖
2010/08/15(日) 17:43:05ID:BvPvO+do435さんは、ひょっとして作者様ですか・・
ドキドキ
0437見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/15(日) 20:14:20ID:6cVaHSMN0438見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/16(月) 13:02:44ID:CvarvaWRそもそも超能力なんか持たせたのが間違い!そんなんで話を引っ張るなよなあ。
0439見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/16(月) 23:13:12ID:CVn8uCq6と、釣られてみる。
0440元祖
2010/08/16(月) 23:46:20ID:jNenJvnHでもパワーの話は名作ハワイ編で出てますよね〜。
だから今の流れは織り込み済みだったのかなあ?
0441元祖
2010/08/20(金) 11:08:17ID:dngSV97Nやっぱりまだか・・
0442見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/20(金) 20:01:01ID:I/ZScbqq0443元祖
2010/08/20(金) 22:13:12ID:dngSV97N嬉しいです〜!
ええ、待ちますとも!
0444見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/20(金) 23:09:17ID:BhUOALcJ0445見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/23(月) 09:26:04ID:VRvSoS/j一気に20話も上げないで、中2日くらいで細かくUPして欲しい。
0446見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/28(土) 12:18:12ID:gk9cV3Y40447見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/28(土) 20:42:30ID:ND3BJoRl(まどかさん…何か変。)
夏休みの間にいろんな事が有った。
恭介のことで一時はまどかと袂を分かったりもした。
自分の気持ちを抑えるため、随分遠回りした。
この数週間で今までの人生の半分くらいの涙を流したように思う。
最近は『二人』に会わないよう気を使っていたつもり。
なのに…電話の向こうのまどかは全く気にしていない。
(どういうつもりかなぁ…?)
ふと考えてみると、そういう自分だって昨日は恭介の家に運ばれていた。
流れを反芻しても、『塀の上』のくだりが腑に落ちない。
しかし、その一点を除けば、恭介への想いを断とうとしていながら
彼の家に居たことに、恥ずかしさと同時に腹立たしさを感じる。
「あたし、何やってんのよ!」
溜息混じりに呟いた。
一方、まどかは電話を切ると部屋を見て回る。
「う〜ん……」
どの部屋もきれいに片付いている。
何より、自分の部屋に記憶が残っていない。
(おかしいなあ?中学の頃のことは、ついこの間のように覚えてるのに…)
この数年の記憶があやふやでハッキリしない。
自分が高校3年生であることは分かっている。
勉強も頑張っていたような…でも…
「なんで?」
0448見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/28(土) 21:16:01ID:ND3BJoRl思いついたように冷蔵庫を覗いて見ても、何となく覚えがあるような…
「ふ〜…美味しい。…あれ?」
(…あたし、紅茶なんか飲んでたっけ?)
ちょっとぼんやりしてみる。
(明後日始業式だよねえ。サボっちゃおうか?…あ、ひかると会わなきゃ。)
また紅茶をすする。そして、ギョッとした。
(そうだ!そういや、あいつら何?気持ち悪〜い!
何であたしあそこに居たのよ?
あいつら人間じゃないよねえ…誰かに知らせなきゃ…
…って、どうでもいいや…。)
気を取り直して紅茶を飲みほすと姉に電話する。
ルルルルル!
「はいは〜い!ちょっと大人しくしててね〜。」
子供たちに微笑むと受話器を取る。
「姉貴…。」
(姉貴?)
「あら、まどか。珍しいわね、あんたが電話してくるなんて。」
「そう?…ねえ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど…。」
「何?」
「え?…う〜ん…やっぱりいい。じゃあね。」
ガチャ!プープープー…
掛って来たかと思えば一方的に切られ、ちょっとムッとする。
(一体何なの?それに『姉貴』だなんて、久しぶり聞くわ…)
ついムッとなって声が出た。
「この『情緒不安定女』!」
(…?)
受話器に向かって吐き捨てる母親を子供たちが見ていた。
「あら〜!君たち…聞こえた?」
0449見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/28(土) 22:02:03ID:ND3BJoRlあかねはまどかの家の周りをうろうろしていた。
(どうしよう…訪ねてみようか?
…でも、また『気持ち悪い』って言われたらショックだし…
あたしの力じゃ…もう無理なのかしら?)
すると玄関からまどかが姿を現した。
あかねは慌てて家の蔭に隠れた。
(え〜!!何?どうしちゃったのよ〜!)
恰好は普段よりも突っ張り気味…髪はポニーテールにまとめている。
眉はきつく描かれ、目には薄くブルーのシャドーを引いている。
リップもくっきり目立つくらい、全体にきつ目の化粧をしていた。
(あんなことして〜!せっかくの美人が台無しじゃん!)
飛び出していきたい衝動を覚えるが…
(今何かしたら…もっと面倒なことになるかもしれないし…)
必死に自重しながら後を追うけれど、
まどかの醸し出す雰囲気があまりに変わってしまったことにショックを覚え
まどかと過ごした日々を思い出しながら段々と悲しくなってきてた。
(助けたつもりが…あたしたち『気持ち悪い』かあ…)
「辛いなあ…」
ふと口にすると、あかねは涙でぼやけるまどかを見送った。
(バイバイ…『あたしのまどか』…)
そんなことは露にも知らず、腕時計で時間を確認する。
(まだ早いなあ…メビウス開くまでどっかで時間潰そうか。)
まどかは騒々しい街の繁華街へと消えて行った。
0450見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/28(土) 22:41:28ID:Tjfm2VWd「よう!いらっしゃい。」
マスターは先日の事があるだけに、務めて明るく振舞うのだが
恭介の顔は何ともさえない。
「今日はまだ誰も来てないなあ〜」
それとなく情報提供する。
「しかし、ひかるちゃん見つかって良かったねえ。
まどかクンにも会えたんだろ?」
ちょっと誘い水をかけるが乗ってこない。
「コーヒーでいいかい?」
「あ、スミマセン。ホット貰おうかなあ…」
マスターは棚の奥からとっておきのブルーマウンテンの豆を取り出して
ミルで挽き出す。ドリップにセットすると上からゆっくりケトルのお湯を
回すように注いでいく。すると、辺りには何とも芳しい香りが漂う。
「はい、どうぞ。」
「有難う。」
恭介は砂糖を入れずに飲んでみた。
彼にはこれが美味しいのかどうかまだ解らないけれど…
(鮎川はこの味が判るくらい大人だったんだよな。)
マスターは何も訊かずに黙ってグラスを磨いている。
夕方近くなり、店も混みだした。
「おはようございま〜す。」
女子大のバイトの子たちがやって来た。
「まどかクンはもう手伝えないよなあ。」
受験にしてもアメリカに行くにしても、いずれにしてもお手伝いは頼めない。
(でも、どうせなら春日クンと受験に頑張って欲しかったんだけど…
ところで春日クン、彼女と何か話し出来たかな?)
恭介の顔をみると、完全に魂が抜けていた。
0451見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/28(土) 23:17:35ID:Tjfm2VWdいろんなシーンをゆっくり1ページずつ頭の中でめくっていた。
(全部無くなっちゃうのか…いや、俺の中では生き続けるんだよな。)
気の抜けた恭介を心配して声をかける
「春日クン…大丈夫かい?」
「え?…うん。あと何回来れるか分かんないけど…今までいろいろ有難う。」
「おいおい!何を言い出すんだよ。どうしちゃったの?」
「あ、…ごめんなさい。俺、最近ちょっと…」
恭介は立ち上がるとレジに行く。
マスターがバイトの子に手を振って、要らないと合図をする。
「いや、そんなことされたら来にくくなるから。」
女の子が困っているけれど、
恭介は支払いを済ませると黙って出て行った。
(ここも来にくくなるな。鮎川にも会いずらいし…それに
また『気持ち悪い』って言われたら…嫌だしな…)
あかねと同じことを考えていた。
とぼとぼと歩く恭介とは道路をはさんだ反対側をまどかが歩いていた。
お互い気付かないまま、恭介は公園へと、まどかは繁華街へと向かう。
恭介が公園についた頃には陽も傾きかけている。
さすがに8月も終わりになると日が暮れるのが少し早くなった。
恭介は階段を上がっていくとブランコに腰かけた。
0452見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/28(土) 23:52:02ID:Tjfm2VWdなんともやるせない気分になってくる。
『気持ち悪い』
まどかが発した言葉が何度も頭の中を駆け巡る。
その頃メビウスでは
「よう!まどか。久し振りじゃん!!お前足洗ったっんじゃねえ?」
中学当時、まどかと悶着を起こしていた連中から囲まれた。
「…」
まどかは無視してカクテルをあおる。
「けっ!相変わらずだな。ここはお前の来るとこじゃねえよ!」
まどかは
(あっち行ってろ!)
とばかりにコースターを投げつけると、見事に顔面を直撃した。
「てめえ、何するんだよ!!」
掴みかかろうとするやつをひと睨みで制すると
「表に出な!」
夕暮れ迫る路地裏、まどかを囲む5人の男女。
ここら辺りでは名が通っている不良たち。
何とそこに、偶然早川みつるが通りかかった。
ちょうど夜の街へ繰り出すところであった。
「お?あれ…あいつ何やってんだ?」
じっと見てるといかにも雰囲気悪そう。
0453見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 00:11:24ID:5Nfxyie4一斉に5人が飛びかかる。
「ね、ねえ、みっちゃん、止めなくていいの?」
マネージャーが言うのに早川は
「まあ見てようよ。」
白人の大男2人に比べればこんなの訳が無い。
あっという間に連中を叩き伏せてしまった。
(おいおい…これがあいつのもう一つの顔かよ。)
早川はマネージャーと引き気味に見ていた。
連中は退散してしまったのだろう。
数分後、まどかは一人で戻ってきた。
カウンターの中のマスターが
「随分久しぶりだけど、相変わらず強いね。」
(ふんっ)
まどかは素気ない。
「ジンライム頂戴。」
「あ、俺も。」
0454見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 00:43:05ID:8fyqua1x振り向こうとするまどかの隣に座る早川。
厚かましいのは慣れたもの。
「何か用?」
「これはこれは鮎川様、今日はえらく荒れてますねえ。」
「誰よ、あんた。」
(…?)
早川は彼女らしい、またいつもの挑発的な態度と受け取った。
「未成年がこんな店に来ていいのかい?」
(…うっさいなあ。)
まどかは睨むと
「ねえ、あんたタバコ持ってる?」
「いや、俺吸わないから。それより、お前タバコなんか…」
「あ、俺のでよかったら…」
口をはさんで、マネージャーがライターを添えて箱ごと差し出す。
まどかは手慣れた手つきでタバコを取り出すとくわえて火をつけた。
一気に吸うや
「ゲホッ!ゲホッ!ウエ〜!」
「お前、吸えないんだったら止めとけよ。」
(…おかしいなあ?)
また吸おうとする。
「ゲホッ!ゲホッ!!」
(何で?体が受け付けなくなってる…)
指先に挟んだタバコを不思議そうに眺めていると、早川に取り上げられた。
口紅がついたそれが、ギュッギュッと灰皿で潰される。
「お前、大事な声を粗末にすんなよ。神様からの…」
瞬間、早川の顔面にジンライムが浴びせられた。
(何てことを!)
立ち上がるマネージャーを手で制す冷静な早川。
マスターがすぐにおしぼりを差し出すと、彼は顔や胸元を拭きながら
「お前さぁ…春日と何かあったのかあ?」
0455見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 01:00:37ID:8fyqua1xこんなに荒れているということは、恭介と上手くいってないはず。
「誰よ?春日って。」
(ん…?一体どうしたんだ?別れたのか!?)
「お、お前、『鮎川まどか』だよな?…俺のこと…」
「マスター、お勘定この人が払うって。」
言うや彼女はバッグを持って、席を立つと店を出て行った。
「手ごわくなってる…」
マネージャーが呟くのに頷く早川。
「ありゃ、バージョン変更してるぞ。」
(何か攻略法探さないと…)
二人は茫然と見送った。
まどかは馴染みの店に寄る。
カウンターに座ると適当にカクテルを注文する。
そして、ぼんやり考え出した。
(何よ、今のヤツ…何であたしのこと知ってるの?)
カクテルグラスからストローを外すと、グラスからいきなり飲む。
ここはよく来る店だが、普段から店の者と会話をすることはない。
しかし、店の者は常連のまどかのことを知っている。
0456見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 06:32:32ID:8ZXt8DT5「ルール違反だよなあ、せっかく作ったカクテルを…」
「あの子、あんなだったっけ?いつもスマートなのに…」
まどかははっきりと思い出せないことに苛立っていた。
(かすが…春日…あ!あの連中のこと?
なんであたしがあんな奴らと関係あるのよ?何で…?)
残りをあおるように飲んでしまう。
さすがにバーテンダーが注意した。
「お嬢さん、ちょっと…それは…」
「はあ?」
酔った瞳で彼を睨むけど、今日の自分がどこかおかしいのも解っている。
(ふ〜…)
まどかは睨むのをやめて、グラスに添えられたパインを口に放り込むと
紙幣を2枚カウンターに置く。
「お釣りはいらないわ。」
さっと席を立った。
繁華街は夜でも騒々しい。
(春日って…誰よ?)
まどかはぼんやりとしながら人ごみの中に紛れて行った。
0457見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 08:57:36ID:FMDZadfq「ああ、おはよう。親父は?」
「もう出掛けたよ。今からまた大変になるから、準備しておかなきゃって。」
「そうか…最悪、辻褄が合うようにフェイドアウトしないと、
急に消えたら『失踪』扱いで新聞沙汰になるもんな。」
「ふぁ〜」
くるみも起きてきた。
今日は始業式。
もし…もしまどかが翻意してくれたら、今まで通りで構わないのだが
彼女の様子から、『転居』は避けられそうにない。
念のため、どちらに転んでも対応できるようバリエーションを持たせてはいるが、
役所、仕事、学校などの公的なものから人付き合いなどの私的な部分まで、
一族による情報操作が始まっている。
場合によっては、あかねの力も必要になるだろう。
筋書きは父である隆が義父母と相談して決めた。
一旦事が決まれば一家はそれを粛々と進めるしかない。
3人は複雑な気分を抱え、それぞれ学校に向かった。
「おはよう!」
「おはよう!焼けたね〜!」
「よお、久しぶり〜!」
「どっか行ったの?」
0458見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 09:24:58ID:FMDZadfq久しぶりの出会いに、みんなが声を掛け合っている。
(…先輩。)
ひかるは前を歩く恭介に気付いた。
まなみも気付く。
「あ、ひかるちゃん!おはよう!」
(うわっ、見つかっちゃった…)
ひかるは作り笑いを浮かべた。
「お、おはよう…ございます。」
恭介は何とも言えない気分。
ひかるとの関係を清算したはずが、こんなことになってしまった。
彼女は鮎川と春日家の関係が一方的にこじれていることを知らない。
「おはよう、ひかるちゃん。」
「おはようございます…せんぱ…い。この間は…」
すかさずまなみが笑顔で
「ひかるちゃん、宿題やったあ?」
「う…うん。自信ないけど。」
「ひかるちゃん英語得意でしょ?解んないとこあるから教えてくれる?」
「うん、いいけど。」
いきなり両横を姉妹に挟まれ恭介の元から離されて行った。
ひかるは少し恭介の方を見ると、そのままくるみまなみと登校した。
0459見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 09:53:52ID:BaKD6Q6K「は〜…」
何とも言えない溜息をついた。
(ひかるちゃんとは少しわだかまりが無くなった気がするけど…)
下駄箱で上靴に履き替えながら、まどかの靴箱を見る。
(まだ来てないのか。)
教室に入ると小松と八田が寄って来た。
クラスの雰囲気が何か違う。
「何か変だな。」
呟く恭介に。
「おい、お前らハワイの一件でえらい噂になってるぜ。」
小松が小声で教える。
そう言われると、みんなが自分と鮎川の机を見ながら囁いている。
(今更なあ…)
恭介は虚しくなってくる。
そのまま椅子に座ると、自らもまどかの机を見るのだが、まだ来てない。
チャイムが鳴り先生が入ってくると教卓につく。
「起立!」
委員が声をかけた、まさにその時
ガラガラ!
みんなは一斉に音がしたもう一方の入口を見た。
まどかが知らん顔して入って来た。
0460見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 10:29:18ID:BaKD6Q6K先生が咳払いすると、みんなは慌てて前を向く。
「礼!・・・着席!」
先生の話が始まる。
内容は当たり障りがないことばかり。
みんなはハワイの一件について話があるのではと期待したが
鮎川家からのお願い(圧力)と学校側の配慮により伏せられた。
そして、全校生徒が講堂に集合するようアナウンスがあった。
期待が外れたみんなは、それでもヒソヒソ話をしながらまどかを見ている。
しかし、まどかは昔のようにただ窓の外を眺めている。
みんなが講堂に移動し出すと、遅れてまどかも移動した。
始業式の挨拶が始り、ここでも例の事件に触れられることはなく
形ばかりの話で終始した。
式が終わり、各自教室に戻る。
恭介はチラチラとまどかの方を見るのだが、彼女は相変わらず外を見ていた。
「お疲れ〜!」
「バイバ〜イ!」
1、2年は部活へと向かう。
3年生は久しぶりの友達との再会で、一緒に街に繰り出す。
恭介は小松たちとクラスに残っていた。
0461見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 11:00:10ID:BaKD6Q6K「どうもこうも…振られたんだよ。」
小松と八田は顔を見合わせた。
「だって、ついこの間まで一緒に居ただろ。何でまた…」
「さぁ…。」
「ひかるちゃんを振った罰が当たったんじゃね?」
「あのなあ!」
ちょっとムキになる。
教室の窓から外を見ると、まどかが一人で下校していた。
少し辛くなってきたところに八田が
「今からひかるちゃんに土下座したら、また…」
「何言ってんだよ!!」
恭介はいきなり怒って教室を出て行った。
「何だあいつ、いつから冗談通じなくなったんだあ?」
一方、ひかるは…
早速部活の発声練習中。
(先輩、なんか暗かったなあ…)
やはり、大好きな恭介の事には敏感。
(まどかさんと上手く行ってないのかしら?)
くるみやまなみに尋ねる訳にもいかず、かといってこうやって
恭介のことを考えていること自体、相変わらず『引きずっている』訳で…
「あ〜もう!ダメダメ!!」
呟くと、頭を振って考えないようにしていた。
0462見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 11:32:58ID:BaKD6Q6K制服姿のまどかが現れた。
「え?…まどかクン!どうしたの?」
(アメリカに)
マスターは言いかけて、思い留まった。
ここのところ3人には、他人に計り知れないような問題が生じているようで
不用意に立ち入ってはいけないと感じられたから…。
「マスター、またバイトしていい?」
「そうしてくれると助かるんだが…」
「じゃあ、決定ね。」
そう言うと、まどかは店の奥に入って行った。
マスターは訊きたいことが山ほどある。
(ひかるちゃんは?春日クンとは…?
一体どうなってるの?訊きたいけど…やっぱり止めとこう…
訊くと彼女を苦しめることになるかもしれないから…。)
今はこうやって自分を頼って来てくれているのだから、
そっとしておいてあげようと彼女の事を思い遣った。
まどかは自分のロッカーに入れておいたジーンズとTシャツに着替え
カウンターの中に入ってくると
「これ、洗うんでしょ?」
そう言って、溜まった食器を洗いだした。
今日の彼女には笑顔も何もない。
0463見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 13:05:43ID:BaKD6Q6K遠くから窓越しに見つめるあかねと恭介。
「ダメだ、全然分かんない…ガードが固くって読めないよ。」
あかねは断念する。
「そうか……。もう、俺達には心を閉ざしたんだろうな。」
寂しそうに呟く恭介。
「そんなあ…」
二人はもう一度窓を見ると、まどかがこっちを睨んでいた。
(うわっ!)
一目散に逃げ出す二人。
何かを背中に感じて窓の外を見ると二人と視線が合った。
(あいつら…あたしと何の関係が…)
追いかけて行って、とっ捕まえてやりたかったが
「まどかクン。これお願い。」
マスターから料理を運ぶよう言われ、思い留まった。
(春日って、同じクラスだよね。明日懲らしめてやる!)
まどかはぐっと握り拳を作った。
「な、なんで逃げるのよ!」
「お前だって…」
二人はそのままトボトボと公園まで歩いた。
夕暮れの中、ブランコに座る。
あかねはぼんやりと暮れなずむ街を眺めている。
そして、ふと恭介を見ると、彼もぼんやり夕陽を見つめていた。
恭介は、全てがここから始まり、そして今終わろうとするのを感じた。
何か懐かしい気分になってくる。
「3年間、いろんな事があったよなあ…」
呟く恭介を見ていると、あかねは辛くなってくる。
二人は黙ってしまった。
(恭介、お前どんな3年間だった?)
家では片づけが始まっていた。
0464見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 14:06:24ID:BaKD6Q6K「やっぱり駄目なの?」
「ああ、避けられない。辛いだろうけど今の内に
身の回りの整理と心の準備をしておきなさい。」
言われるがままに二人は部屋に入った。
「くるみちゃん、どうしよう?」
「まなみちゃんこそ何かいいアイデアないの?」
「…おじいちゃんなら。」
「そのおじいちゃんから出た話じゃない!」
今はくるみの方が冷静。
「私、まどかさんに嫌われたままじゃ嫌だ!」
そう言うと、まなみは泣き出した。
恭介が帰って来た。
隆は書斎を片付けている。妹達も諦めて片づけをしている。
春日家は静かな夜を迎えた。
カランコロン!
「いらっしゃ…ひかるちゃん。」
マスターはちょっと心配そうにまどかを見やった。
「あら、ひかる。いらっしゃい。」
やっとまどかに笑顔が戻った。
0465見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 15:09:31ID:BaKD6Q6Kマスターは、二人の間で恭介をめぐる確執があったのではないかと
考えていたのだが、今のところ至って普通。
(はて…?)
「部活の帰り?」
「はい。まどかさん、早速バイト始めたんですか?」
「うん。学校居ても全然面白くないしね。かと言って、今辞めると
親がうるさいだろうから…あ、何にする?」
「すみません、『あれ以来』お母さんがうるさくって。
ちょっと寄ってみただけです。すぐ帰んないと。」
(『あれ以来』?)
まどかは考えた。
そして、少し思い出した。
「じゃあ…」
「あ、ひかる。待って!」
「後で電話します。ダッシュで帰んないと。」
そう言うと、店を出て、ホントに走り出した。
「ぷっ!あははは。ホントに急いでんだ。」
久しぶりに笑っているまどかを見て、マスターはちょっと安心する。
でも…
(この間はひかるちゃん振られたって泣いてたし、その次はまどかクン
血相変えてひかるちゃん探してたし…この間の春日クンも変だったし…
…一体どうなってんだい?)
0466見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 16:10:06ID:BaKD6Q6K「ああ、お疲れさん。」
まどかはまた学生服に着替えて帰路についた。
家に着くと玄関を開け、暗い家に灯りを点していく。
(いけない、タバコ買うの忘れ…あ、制服じゃマズイよね。)
ふと気付くと留守電が点滅している。
再生するとひかるから。
「まどかさん。まだ帰ってないんですか?
今日はもう遅いので明日学校で会いましょう。」
まどかは留守電をリセットして自分の部屋に上がる。
(明日からまたつまんない日々が…
あ、そうだ。あいつを懲らしめるんだった。)
着替えを持って浴室へ降りると、ぶつぶつ言いながらシャワーを浴びた。
一方、あかねも弟の一弥と一緒に荷造りを始めていた。
「お姉ちゃんがドジったからだよ!」
「メンゴ、メンゴ。でもあの場合しょうがなかったのよ。ああするしか。」
「恭介兄ちゃんも可哀そうだよね。せっかく一緒になれそうだったのに。」
「一弥あんた…マセてるわねえ!」
ちょっと笑って、また荷造りを再開する。
(あ〜あ、あと5日かあ。)
その頃まどかは
(何?この段ボール…)
0467見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 16:31:48ID:BaKD6Q6Kいま一つ覚えがないのだが、厳重なほど中身が気になる。
(あたしの部屋にあるってことは…やっぱり、あたしよねえ…)
まどかはパジャマ姿のまま、段ボール箱の目張りを剥ぎだした。
(…?)
中から宝石箱が現れた。
(なんだろ?)
そっと蓋を開けると、可愛らしいメロディーが流れ出す。
まどかがまだ小さい頃、パパに貰ったおもちゃの宝石箱。
「まどかの大切な思い出がたくさん詰まるといいね。」
そう言われたことを思い出した。
中にはたくさんの写真が束になって重ねてある。
そのいずれにも、自分やひかるの姿か景色だけが映っている。
そして…それ以外のものは…何も映っていなかった。
(それにしてもバランス悪いなあ…)
全ての写真から恭介の姿が、そしてあかねや妹たちの姿も消えていた。
まどかは写真から、自分がこの数年間で体験したいろんなことを
思い出した。
(スキー、ハイキング、これは…ハワイ?…信じられない!)
0468見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 16:45:27ID:BaKD6Q6K(うわあ〜思い出した。あいつのせいで事件に巻き込まれたんだ!)
まどかの頭の中には、早川みつるの姿が登場していた。
新たな歴史を捻出してしまう。
しげしげと写真を見ながら、次から次へと勝手な歴史を作り上げた。
(それにしても…)
ぽっかり間が開いてたり、自分が端に居たり…
もう一人、『誰か』の存在がどの写真にも必要なのだが…
彼女はそこに思い至れないでいる。
翌朝、
今日を入れてあと5日。
まどかは登校前、正門近くで待っていた。
前を通る生徒たちは不機嫌な顔のまどかに、まるで検問されているような気分で
すごすごと通り抜けている。
(…?あ、あいつら!)
向こうから春日一家がやって来た。
(あいつら…まとめて正体を暴いて)
「まどかさん、何やってるんですか?」
ギクッとするまどか。
「あ…先輩、お、おはようございます…。」
恭介たちがまどかとひかるにはち合わせ。
0469見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 16:59:53ID:BaKD6Q6K一家を睨みつけている。
(鮎川…)
恭介は彼女の眼つきに、もう何の希望も無いことを悟り悲しくなった。
くるみとまなみは豹変してしまったまどかのそんな姿を怖がっている。
「さあ、行こう。」
隆に促され、家族は職員室へと向かった。
一方、ひかるは春日家を睨みつけるまどかに驚きながら
「まどかさん?まどかさんってば!」
途方に暮れている。
校長室では教頭先生も含め和やかに会話が進んだ。
「そうですか、お仕事の関係で留学ですか。」
「いや、急に決まったもので、申し訳ありません。」
「お子さんたち、特に恭介クンは成績も伸びて、期待していたんですが。」
「いや、お恥ずかしい。」
「では、履修証明書を至急作成しましょう。ああ、英文がいいですかな?」
「え?ああ、そうですね。日本語のものと2部作成して頂けますと…」
「承知しました。」
「この件はご内密に…」
「解っております。」
家族が出ると、校長先生と教頭先生が話し始めた。
「あんな事件に巻き込まれたんじゃ、もうここに来にくいですよねえ。」
勘違いしている。
0470見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 17:10:04ID:BaKD6Q6K子供たちは、そのまま授業に合流する。
「どうしたんだよ?」
「うん、引っ越しするかも。」
「ええ?!」
恭介も妹達もみんなから訊かれる度に引っ越すことを伝えるが
行先や事情については徹底的にシラを切る。
そして、昼休みまでには春日家の転居の噂が広まっていた。
昼休み、3人は校舎裏の花壇に集まる。
「みんな、私達がハワイの一件で居辛くなったって思ってるみたい。」
「それはそれで好都合だよ。…ところで、ひかるちゃんには言った?」
「うん、最初はショックを受けてたみたいだけど、
どこに居ても友達だから絶対会いに行くって…
…それから、お兄ちゃんともう一度会いたいって言ってた。」
くるみは少し涙ぐむ。
「そう…。」
下を向く恭介とくるみを励ますようにまなみがしっかりした声で
「とにかく、あと5日頑張るしかないわね。」
そんな彼らを、彼女が校舎の上から睨みつけていた。
3人は刺すような視線を感じて上を見上げると、
風にあおられ髪を逆立てたまどかの姿が。
しばし見つめあった後、恭介は視線を逸らし
「行こう。」
怯える妹達の背中を押してやった。
しかし、まどかは視線を逸らさずまだ睨んでいる。
授業中
恭介は、もうまどかの方を見なくなった。
なのに、今度はまどかがチラチラと恭介を睨んでいる。
彼女の雰囲気が悪いのにはクラス中が困っていた。
先生たちも気になって仕方がない。
0471見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 17:16:27ID:BaKD6Q6K「いや、まだ外を眺めてるか寝てくれてた方がやり易いですよ。」
「やっぱり夏休み何かあったんでしょうねえ。」
「まあ、春日君も転校してくれるし…あ、失礼。」
「そうですね、そうなればあの子もまた元に戻るんじゃないでしょうか?」
学力的にはまどかは高陵の金看板だが、なんせ先生たちの評判が悪い。
いっそ、彼女が転校してくれたらと思われてもしょうがなかった。
放課後、
まどかはひかるを探しに校舎の一階に降りてきた。
ピクッ!
すれ違う1年生に何かを気付く。
「ちょっと!」
「はい?」
呼び止めると
「付き合ってくれる?」
そのままトイレに連れていく。
低い声で
「出しな!」
「な、何をですか…」
「解ってんだよ!!匂いがすんだろ!」
彼女の恫喝に1年生はビビッてしまい、恐る恐るポケットから
取り出した。
0472見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 17:28:08ID:BaKD6Q6K(しょうがないや。)
トイレの換気扇を回すとタバコを吸いだした。
「ケホッ!ウエッ!」
半分も行かない内に、便器の水につけて消してしまった。
そして、ティッシュに包むと、今度は蛇口で水に濡らしてゴミ箱に捨てた。
(さてと、行くか。)
まどかはアバカブへ向かった。
カランコロ〜ン!
「よう、まどかクン…」
(ん?)
「おはよう、マスター。」
まどかは着替えに入った。
(まどかクン…タバコの匂いが…)
「さあ、仕事、仕事っと。」
吹っ切れた顔のまどかが出てきた。
この日からまどかのタバコ狩りが始まった。
そして、その噂はすぐに広まった。
0473見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/08/29(日) 17:29:44ID:BaKD6Q6K今日は土曜日。学校は休み。
一家は片付けを始めた。
ピンポ〜ン!
「こんちわ〜。」
あかねと一弥がやって来た。
「随分片付いたわね〜。で、これどうすんの?飛ばしてあげようか?」
すかさず一弥が突っ込む。
「そんなことするから引っ越ししなきゃいけないんだろ?」
「そうだった。あはははは!」
久しぶりにみんなに笑顔が戻った。
「お前ん家は片付いたのかよ?」
「うん。ほとんどじいちゃん家に運んだ。あ、トラックでね。」
「俺たちも、大きなものは明日運び込む予定だよ。」
「ねえ、お昼にしない?」
「僕、まなみちゃんの焼きそば食べたい!」
「あたしも!」
「じゃあ、買い物一緒に行こうか。」
くるみとまなみは一弥を連れて近くのスーパーに買い出しに行った。
「恭介、いよいよだね。」
「うん。」
「ごめんね…。」
「何あらたまってんの!しょうがないだろ?」
「でも…」
「いいって、もう鮎川のこと…忘れられそうだから。」
(…!!)
あかねは恭介に抱きつくと、大声で泣き出した。
「ゴメン、ゴメン…」
0474見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/02(木) 16:12:55ID:FAE+7jB+0475見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/02(木) 22:10:01ID:62ADHSVI0476見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/04(土) 11:55:57ID:EmkHu9as0477元祖
2010/09/05(日) 21:35:12ID:dIIcBjQT作者様のこと信じてますから。
0478見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/06(月) 11:44:44ID:JjQruptnいい加減作者に様を付けるのやめないか?
大した作品でもなかろうに。
0479見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/06(月) 22:59:04ID:G4MdEKhl尊敬して止まないんだろう。
0480元祖
2010/09/06(月) 23:06:04ID:UtmA3UVqここは「作者様」に作って頂いたスレですから大切にしたい!
その一点での尊敬語なんです!
0481見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/06(月) 23:13:19ID:ynnmsFHC0482見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/06(月) 23:34:17ID:fZfDJ0ZY寝る前にヘドが出そうだぜ。
0483元祖
2010/09/06(月) 23:36:55ID:UtmA3UVqやっぱり作者様にしま〜す!
0484元祖
2010/09/06(月) 23:43:22ID:UtmA3UVqあたしと同程度かと?
あたしを笑うのって、ご自分を笑うのと一緒では?
まあ、お好きに煽って下さいな。
0485元祖
2010/09/07(火) 20:16:18ID:MYAE5O+Aこれじゃあ、あたしが煽ってますね‥!
反省反省‥!
0486見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/07(火) 20:56:07ID:79V4NeJ0見てて恥ずかしい(〃д〃)
0487見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/07(火) 23:01:47ID:/oNnn1E4はどや?
0488見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/07(火) 23:42:34ID:nMKSwTNT0489見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/08(水) 22:47:05ID:cGFH8IFk今日は発言無しかい?
0490見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/11(土) 11:10:04ID:gguA94P+0491見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/12(日) 06:18:42ID:6ayNQzMu0492元祖
2010/09/16(木) 23:00:32ID:21wsFpB8年末でしょうか?
0493元祖
2010/09/17(金) 00:22:16ID:cOzXaTp50494見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/17(金) 02:00:22ID:U+U6zhY00495見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/18(土) 12:06:27ID:XCXgZYn5論文が通ったのか?まさか彼氏が出来たとか・・
気になる。
0496見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/19(日) 02:54:55ID:h/oL2hEC話し変わるが、まさかハワイいくんじゃ・・・・
いいなあ。
医局長に頼んでワシもいこうかな。
ああ、逃避さたいぜ。
0497元祖
2010/09/19(日) 11:03:44ID:el1UOVTo大変でしたね〜!
まどかちゃん達と会えるかどうか分かりませんけど
ハワイ編のオフ会してきま〜す。
0498見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/25(土) 18:55:51ID:nX1Pm4ET過ぎてまっせ!
0499見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/27(月) 14:08:05ID:gwMPNvyE0500見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/27(月) 22:18:47ID:s/qzlPdK0501元祖
2010/09/27(月) 23:13:46ID:u52urfi0リンゴかな〜?
ところで作者様〜、まだでしょうか?
0502元祖
2010/09/28(火) 22:27:16ID:By6Cwewm今からまどかちゃんの「野菜のゼリー寄せパスタ」作ってみよーっと。
ワインも冷えてるしー。
0503見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/28(火) 22:57:35ID:BeJsMWTFこっちは検食すら慌てて食ってんのに。
以前まどかが旨そうに
QQ!
0504見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/28(火) 23:17:47ID:55+xvYCO後半意味不明・・・・・
0505元祖
2010/09/28(火) 23:58:33ID:By6Cwewmスッゴく美味しかったです〜!
今、後輩の子たちがお片付けしてくれてます。
彼女たちにも大好評でしたよ〜!
彼女たちにもきまオレワールド洗脳中です。でも気持ち悪がられてます。
ハワイに行く頃までには‥
0506元祖
2010/09/29(水) 00:02:54ID:onTihdvXドクターさん、頑張ってくださいねー!
0507見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/29(水) 00:21:12ID:Mci4FBMCつ〜か、2ちゃん見てね〜で仕事してたら?って言いたい。
0508見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/29(水) 08:36:03ID:QmdW2WNkしたたか飲んでいる。
昔の悪たちは別の店に移動してしまった。
とにかく、このところのまどかは性質が悪い。
すぐに睨んで因縁をつけたかと思えば、急に笑い出したり。
それなりの後輩たちがまどかのまわりに群れ出した。
「鮎川先輩、どうぞ。」
後輩にタバコを勧められても
「いや、止めとくよ。貰いタバコはしないから。」
どうしても、噎せてしまうのが立場上カッコ悪い。
1時も過ぎるとさすがにフラフラになる。
「じゃ、帰るか…。」
飲み足りなさそうな顔をするが、実のところ眠たくてしょうがない。
4年間できれいに洗い流された心と体は、そんなにすぐには汚れない。
後輩たちに小遣いを渡すと先に上がる。
店の出口で見送られた。
「お疲れ様でした〜!!」
まどかは一生懸命つっぱっているけれど、
家に帰ると、どうしようもない孤独に襲われた。
0509見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/29(水) 08:40:12ID:QmdW2WNkでも、今ではひかるは部活に入れ込んで、まどかの相手をする暇がない。
何よりひかるは『大人』になっている。
まどかの心は中学生に戻ってしまった。
ひかるを見て、ひかると話すと、自分の方が幼く感じ嫌になってくる。
後輩から巻き上げたタバコに火をつけるけど、やっぱり噎せてしまう。
消してしばらくするとまたトライする。
ひと箱開けてやっと観念した。
「ダメだ、ちっとも美味しくない…。」
これを繰り返すものだから、すぐに足りなくなってしまう
部屋には、誤魔化しようのない位タバコの匂いがこびりついた。
そして服にも髪にも…。
(明日は日曜日かあ…明日ひかるを呼び出して訊いてみよう。)
まどかは恭介の家でひかると一緒に寝かされていたことを
少しづつ思い出していたけれど…『肝心なこと』は思い出せないでいた。
そして日曜日
ルルルルル!
「はい、桧山…あら、まどかちゃん。」
「こんにちは。ひかる居ますか?」
「…ちょっと待ってて。」
電話を保留にするとひかるの部屋に行く。
0510見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/29(水) 09:09:11ID:QmdW2WNk部屋に入って来た母親を見上げると
「なに?」
「電話。まどかちゃんから。」
「…うん。」
母親は堪りかねて口にした。
「あんた、もうお付き合いするのやめなさい!」
最近のまどかの素行の悪さは母親の耳にまで届いている。
「なんで?知らないくせに。」
ひかるはプイっと横を向いて電話の方へ小走りに行った。
「はい、ひかるです。」
「あ、ひかる。今日くらいあたしの相手してよ。」
「プッ!あははは。何言ってんですか。相手してもらってるのは
あたしの方じゃないですか。まどかさんおっかし〜い!」
「じゃ、ひかるがいい時に家においでよ。」
「は〜い!ラジャー!!」
受話器を下ろすと途端に暗くなるひかる。
務めて明るく振舞うけれど、まどかの素行の悪さは
今じゃ学校中の噂になっている。
近々学校も動き出すらしい。
(恭介先輩と上手く行ってないのかな…?
先輩達には上手く行って欲しいのに…)
健気にもひかるは
(あたしが二人を支えなきゃ!)
そう本気で思っていた。
0511見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/29(水) 09:13:29ID:QmdW2WNk「こんにち…」
ひかるは絶句した。
ドアが開いた途端、すごいタバコの匂いが流れてくる。
(ま、まどかさん…やっぱり…)
「入んなよ。」
「お、お邪魔しま〜す。」
家の中は相変わらず片付いて奇麗なのに、匂いだけはどうしようもない。
匂いはまどかの部屋にとどまらず、家中に広がっていた。
ひかるは息苦しくなるのを堪えた。
「ねえ、ひかる。あのさぁ…あの、うちのクラスに春日ってのが居るだろ?」
(『かすが』?…まどかさん、何言ってんの?)
「この間さあ、ひかると二人であいつん家に居たよね?」
「はい。あのことはあたしもあんまり覚えてないんですけど…
でも、まなみちゃん達からまどかさんが命の恩人だって聞かされて、
だから、だから…」
身を呈して自分を救ってくれたまどかを、今まで以上に心から慕っている。
だから、まどかには『幸せ』になって欲しいと本気で思っている。
「…その『まなみちゃん』って誰よ?」
「誰って…」
(ええ…?ウソでしょ?…まさか!!)
「まどかさん、ひょっとして先輩達のこと…忘れちゃったんですか?」
「先輩って、春日のこと?」
ひかるは愕然となった。
相当ショックを受けている。
(自分が『奪って』おいて…忘れるなんて…)
0512見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/29(水) 09:16:48ID:QmdW2WNk「それがさあ、あいつら『変な力』持っててね。あたし見ちゃったんだ。」
饒舌に語るまどかにひかるはしばらく黙って聞いていた。
「あんた見なかった?…そう、気付かなかったの。このこと?
ううん、まだ誰にも言ってないんだけどさ…」
まどかは春日家のことやあかねのことを告発しているつもりなのだが、
ひかるにとっては『変な力』なんてどうでもよくって、そんなことより、
今まで自分たちに温かく接してくれた春日家を、まるで化け物のように
悪く言うまどかに、だんだん我慢が出来なくなっていた。
わなわなと体が震えだすと、ボロボロと涙が溢れてきた。
「酷い…まどかさん…こんなのまどかさんじゃない!」
まどかはびっくりして見ている。
「こんなのまどかさんじゃない!!」
ひかるは立ち上がって帰ろうとする。
まどかは慌てて
「ひかる…今、コーヒー入れるから…」
しかし、ひかるはまどかを許せなかった。
「失礼します!」
とうとうひかるは出て行ってしまった…。
(ひかる…あたしを一人にしないでよ…。)
まどかは玄関に一人立ちつくした。
0513見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/29(水) 12:14:33ID:fvAtIeGu大きなお世話だ!
仕事はお前さんの倍以上やってるよ。
ところで、微妙にアップされてるけど
まどか荒れてんなぁ・・・
0514見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/09/29(水) 22:19:56ID:fvAtIeGuどうした?元祖
0515元祖
2010/09/29(水) 22:38:10ID:onTihdvXドクターさん、からかってるんですか?
ショックですよ、そりゃあ。
ひかるちゃん、頑張って〜!
まどかちゃん、目を醒ましてよー!
0516見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/10/02(土) 11:41:40ID:65ZgKHiQ0517見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/10/02(土) 15:37:43ID:FbeHeM0s後は男だけだな。
0518見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/10/02(土) 22:01:56ID:K3hlsSge0519元祖
2010/10/02(土) 23:12:05ID:Zk0lCSYhどーして男の人ってこうなのかしら?
こんな話題で盛り上げないで下さいな‥
は〜‥
0520見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/10/02(土) 23:43:29ID:A6rHecd8みんなからすれば、君こそ異色!!
0521元祖
2010/10/02(土) 23:54:19ID:Zk0lCSYh作者様ごめんなさい‥
まどか「へ〜・・・」
0522見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/10/04(月) 21:30:42ID:olFudQuU0523見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/10/05(火) 11:53:44ID:Zr2unIx30524見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/10/06(水) 18:57:44ID:eDjcF4xz学祭行くからさぁ
0525元祖
2010/10/06(水) 23:33:43ID:uqNAaCEu0526見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/10/09(土) 00:05:01ID:CBnN7Ysz何専攻さてんだよ。
いつまでもこんやとこにしがみついてないで
修士博士とって親孝行しなよ。
0527見ろ!名無しがゴミのようだ!
2010/10/09(土) 11:41:17ID:VF6UpMLh0528元祖
2010/10/09(土) 21:21:43ID:Qu4sxi9p■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています