そもそも夏戦争まで興行収入で作品の優劣を計るなんて発想は誰もしなかった。

一般受けだのオタク向けだのでこんなにうるさく罵りあったりもしなかった。

あと、たまたま同時期に公開された映画を敵視して荒らしたり、
「例えば○○(映画名)では」と言うとそれもやたらに敵視したりとか、
そう言うのもなかった。あとさすがに家族の描写の小津くらいはみんな知ってた。

ロカルノなんてロカルノ条約しか知らなかった。
賞を取ろうが取るまいがダメなものはダメ、良いものは良いのが当たり前だった。

いったい細田の作品を見てる人間は映画を見てるのか、
映画に仮託して何かはけ口を見出そうとしてるのか、さっぱり分からない。