踏切ですれ違った後、明里への執着心に火がついた貴樹。
 彼は、明里と旦那の愛の巣の電話番号を調べ上げて、
匿名で「明里ハアハア」とテレホンセックスを強要する。

 旦那のいない昼間に電話をされまくって鬱病となった明里は、
ついに旦那に相談。
 旦那は「自分が明里に近づく勇気がないから、こんな陰湿な
真似をしやがるんだ。許さん、許さんぞ」と親近憎悪する。

 そしてついに貴樹を不審尋問で問い詰めた旦那は、
「お前、『明里、テレホンセックスしましょ!』って言ったろう!!」
 と絶叫するが、その甲斐なく証拠不十分で貴樹に逃げられてしまう。

 さらに貴樹は尋問された際、超小型テープレコーダーを作動させ、
旦那の「お前、『明里、テレホンセックスしましょ!』って言ったろう!!」
の絶叫を録音していた。

 自室にこもった貴樹は、編集機材を用意。
 旦那の「お前、『明里、テレホンセックスしましょ!』って言ったろう!!」
の音声を何度もダビング・編集し、復讐戦を開始する。

 仕事を休み、昼間から明里の傍で張り込む旦那。
 電話のベルが鳴る。おそるおそる受話器を取る明里。顔を近づける旦那。
 するとなんと、ベルからは旦那の絶叫する声が!!

『 明 里 、 テ レ ホ ン セ ッ ク ス し ま し ょ ! 』

 さらにエンドレス。

『明里、テレホンセックスしましょ! 明里、テレホンセックスしましょ!
 明里、テレホンセックスしましょ! 明里、テレホンセックスしましょ!
 明里、テレホンセックスしましょ! 明里、テレホンセックスしましょ!
 明里、テレホンセックスしましょ! 明里、テレホンセックスしましょ!』

 受話器を放り投げ、旦那の顔を凝視した明里は、突如錯乱して絶叫。

「うぎゃー!! セックス、テレホンセックスすればいいの!?」

 そして受話器の向こうでは、貴樹がニヤリとしていたのだった・・・