>>422,425
小説は私も読んだこと無いのですが、何か色々と得心。つまり貴樹自身は一話
のトコで明里への思いを一度断ち切り、今後、こういう思いをしないさせない
ための力を求めた。しかし、その力を求める手法が分からない。二話で色々と
迷ってると言うのもその辺りがあるのかもですね。

そして社会人になって色々ともがいている内にその心自体が消えていることに
気がつき、それまでの彼の生き方が全否定されたような気になり、愕然として
会社を辞めてしまう。

辞めることで何かが変わる訳ではないのでしょうが、時間的余裕ができたこと
で、初めて過去を振り返ることが出来るようになったのではないでしょうか。

無理に力を求めない生き方こそが彼本来の生き方であり、自然体なのだと思い
ます。第三話の冒頭、春の桜が舞う段階では冬の絶望的な状況から抜け出して
のだと思います。

それを確定させたのが踏み切りのところであり、最後の笑顔は完全なる過去と
の決別、ここから再出発しよう、と言う意思の表れでしょうかね。