>>651
この作品は左翼思想に通底してる原罪論をそのまま投影しているから
左翼かぶれの感銘をよぶんだよ。そもそも宮崎からして元共産党員だし

極左の思想に反日亡国論というものがある。日本そのものに原罪があるから
先の大戦で特定アジアに迷惑をかけた邪悪な国になった、日本を滅ぼして
原罪を消去することが正しい日本人のありかただ、という思想がある
この国の左翼が本来の左翼運動をするのではなく、反日的になる所以だ
安易に自己と体制そのものを全否定してしまう

この左翼の悪癖を踏まえてナウシカ見てみろ

人類は、腐海に飲み込まれて初めて浄化されるって思想だ
ナウシカも一度死ぬ。死んで復活して伝説の人間になる
原罪を消すには死に滅びるしかないし、それを受け入れろって話だよ
破滅を受け入れるのが人間の正しい姿だって話だよ
明らかに行き過ぎた自虐思想だ

原作は知らないが、そもそもこの映画はナウシカを超然者として描きすぎ
だいたい、ナウシカはただ、自分の思想に都合のいいものを見ただけだ
侵略者、殺戮兵器を復活させようとする人間、古代兵器を蘇らせ腐海を
焼こうとする人間、王蟲の幼虫を痛めつける人間、等々
これらは試練ではない。すべてナウシカの思想の全肯定だ
ナウシカにとっての試練とは、そういうことをする人間の思いと正対すること、
そうしなければならない現実と直面することでなければならなかった

なのに、そういう試練を全く経ないところがこの作品の胡散臭さ、気持ち悪さだ
そういう論点で言えば、もののけ姫はよくできていた